「米神」定置:ヤマトカマス 700キロ、メアジ 720キロ、マルソウダ 400キロ、サバ 170キロ、アジ 110キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 920キロ、マルソウダ 450キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 2.4トン、マルソウダ 400キロ、モロ 340キロ、キハダ 330キロ
「原辰」定置:ヤマトカマス 610キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:アジ 130キロ ほか
「福浦」定置:マイワシ 760キロ、マルソウダ 200キロ、ウルメイワシ 100キロ
「大磯」定置:アジ、ショウゴ ほか
東方面からは、
「江の島網」:チダイ 420キロ、小サバ 270キロ、アジ・小アジ 200キロ、サバ 160キロ、ヤマトカマス 130キロ、マダイ 120キロ
9月も12日を迎えたというのに、沿岸はまだ酷暑。夏がしつこく名残を惜しんでいる。
しかし海の中には徐々に変化の兆しが見え始めている。「ヤマトカマス(ミズカマス)」が一気に増え、そのサイズもますます大きくなってきた。「カマス」は自らのサイズを競い合い、まるで次の権力の座を争う者たちのように、自己の存在を誇示しつつある。
一方、近隣の定置網には「キハダ」大漁の報せがあり、これもまた未来の期待を抱かせる。まるで大統領選が徐々に方向性を見せ、候補者の間で戦略が固まりつつある様子に似ている。
さらに東方面には成長した「チダイ(ハナダイ)」が姿を現した。これは次の時代に活躍する若い政治家の台頭を思わせ、同じく型の良い「マアジ」もまとまって水揚げされており、それは古参の実力者が再び力を誇示するかのようでもある。
季節は夏から秋へと移り変わりつつあり、市場には期待と不安が交錯している。それは、政治の舞台における駆け引きとまさに重なり合う。次に何が来るのか誰も予想できないが、確かなのは一度動き出した力の流れは止まる事なく続くという事だ。
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