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2024年09月19日

魚市場とはどんなものかしら

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マルソウダ 8トン、オアカムロ 2.8トン、ヤマトカマス 1.5トン、イナダ 560キロ、アジ 260キロ、キハダ 110キロ、小サバ 180キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 6.2トン、ヤマトカマス 4.7トン、シロカジキ 130キロ
「原辰」定置:マルソウダ 1トン、ヤマトカマス 470キロ、マイワシ 160キロ
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:サバ、ウルメイワシ ほか
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:ソウダ混 290キロ ほか

伊豆方面からは、
「南伊豆釣」:釣キンメダイ 180キロ ほか

東方面からは、
「江の島網」:小サバ 550キロ、サバ 130キロ、小アジ 90キロ、チダイ 90キロ

202409_moon.jpg昨夜の月はそれは美しく、朝までその光を照らし、満月頼みの刺し網漁師の仕事を捗らせてくれた。
そして今朝、沈んだはずの満月が海から揚ってきたのである。その名は「ムーンフィッシュ(ギンカガミ)」。自然の戯れか吉兆か。
こんな偶然が楽しい。
202409_oaka.jpgさらに「オアカムロ」の大漁で、まるで海は紅葉が広がる箱根の様になった。まだ山の紅葉には早いが、海はすっかり秋らしい気配を漂わせている。
しかし未だ残暑は去らず、秋はその姿を見せないままだ。季節がこうも曖昧になると、秋が消え失せてしまったかの様にすら思えるが、魚市場では「あきない(商い)」が絶えず続いている。自然の巡りに合わせ、商売人たちは「商いに飽きない」と洒落を飛ばしつつ、ひたむきに働き続ける。我々は微かな秋を見逃さず、今日も生き生きとその役割を果たすのみだ。気まぐれな自然に翻弄されつつも、その豊かさを楽しむのが、人間のしたたかさというものだろう。
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posted by にゃー at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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