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2024年10月28日

魚市場に下された海の審判

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小イサキ 140キロ、ウルメイワシ 140キロ、ジンダ 100キロ 
「石橋」定置:イサキ・小イサキ 310キロ、ムロアジ 200キロ、ジンダ 100キロ
「 岩 」定置:ウルメイワシ 170キロ ほか
「原辰」定置:カンパチ・ショウゴ ほか
「江の安」定:ウルメイワシ、ショウゴ ほか
「二宮」定置:アジ、サバ ほか
「福浦」定置:小サバ 690キロ、メアジ 200キロ、ヤマトカマス 230キロ、マルソウダ 100キロ
「大磯」定置:小サバ 510キロ、チダイ 160キロ、ヒラソウダ 140キロ

東方面からは、
「江の島網」:カタクチイワシ 800キロ、オキアジ 310キロ、チダイ 200キロ、小イサキ 200キロ、アカカマス 140キロ、ショウゴ 100キロ、タチウオ 100キロ

佐島釣船 ・・・ 釣カツオ 450キロ

これまで秋の相模湾の与党であった「マルソウダ(ウズワ)」と「ヤマトカマス(ミズカマス)」は大きく失速し、この週明けの水揚げを受けて魚編に「青」の「小サバ」が多数派を勝ち取った。今後は「小サバ」を中心とした水揚げ体制が維持できるか、「小イサキ」や「イワシ類」との連携の模索も含めて、混迷を深める地魚の水揚げ局面を新しい季節の到来と共に、大きな変化へとつなげることが出来るかに焦点が集まることとなる。
それは変革の兆しなのか、新たな期待なのか。海に聞いても答えは返ってこない。
港を覗いて見ても、海面は新旧勢力が入り混じる複雑な波形を描くだけで、まるで何も映し出すことはなかった・・・
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posted by にゃー at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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