小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:メアジ 7.2トン ほか
「石橋」定置:メアジ 550キロ ほか
「 岩 」定置:ショウゴ 550キロ、ヒラソウダ 210キロ、メアジ 160キロ、カゴカキダイ 140キロ、カワハギ 120キロ
「原辰」定置:ショウゴ 130キロ、ウルメイワシ 130キロ
「江の安」定:ウルメイワシ 210キロ、メアジ 120キロ
「二宮」定置:イサキ・小イサキ 300キロ、ショウゴ 120キロ、カワハギ 80キロ
「福浦」定置:カンパチ・ショウゴ 480キロ、ワラサ 180キロ
「大磯」定置:ショウゴ 80キロ ほか
伊豆方面からは、
「伊豆釣船」:釣メダイ 410キロ ほか
東方面からは、
「江の島網」:カタクチイワシ 180キロ ほか
ここに来て人の迷惑顧みず「メアジ」が一気に激増中⤴
「マアジ」の代打という位置付けがされがちな魚ではあるが、毎年「マアジ」の少なくなる冬場に獲れる魚として知られ、この魚がまとまると12月が来た(る)なと感じるカレンダー的な魚である。
「メアジ」は夏の間は沖縄や九州近海におり、その後、黒潮に乗って列島に沿って北上してくる。沖縄方面で「メアジ」は「ガチュン」と呼ばれるらしいが、「ガチュン」と言われて本土の人間が思い出すのは「チュチュンがチュン、チュチュンがチュン・・」で始まる「電線音頭」であろう。
歌には「煮てさ、焼いてさ、喰ってさ」の文句もあるが、「マアジ」と比べて刺身では味気ないと言われる事の多い「メアジ」の食べ方としては、他にも「衣付けてさ、揚げてさ、フライでさ」の「鯵フライ」がオススメである。
猟師は鉄砲で三羽撃つところを、コチラの漁師は網の一まくりで7トンも獲るのだから実にスゴイ。
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2024年11月26日
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