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2025年03月08日

「黄金ヒラメ」を持つ男

刺し網漁師にして、
シラス漁師。
陸に上がれば、
ミカン農家もこなす−−
百の顔を持つ男、



そんな和田丸が今日、
魚市場に持ち込んだのは、
見る者すべての目を奪う、
輝かしい一尾。

250308_gold2.jpg
その名も−−
「黄金ヒラメ」。


県立海洋科学高校が開発した
「湘南ゴールドヒラメ」は、
柑橘の「湘南ゴールド」を餌に育てた養殖魚。
しかし、
和田丸の「黄金ヒラメ」は違う。

彼自身がミカン農家でもあるからこそ、
海と陸の境界を超えた奇跡の産物。

そのヒラメはみかん色
250308_gold1.jpg
いや、金色に光るウロコを輝かせ、
一部にヒラメ本来の褐色を残す。

だが、
そのわずかな色むらこそが
まるでワビサビの美学を
宿しているかのよう。

完璧ではないからこそ、
より一層、
その存在感が際立つのだ。

金は古来より、
人々を魅了してきた。

その希少性、
その輝き、
その価値。

そして今、
海の宝石とも呼ぶべき
「黄金ヒラメ」は、

魚市場に新たな伝説を
刻もうとしている。

近年の金相場の高騰を受け、
この「黄金ヒラメ」の価値もまた、
どこまで跳ね上がるのか。

250308_gold3.jpg月曜の競り場では、
歓声と溜息が
入り混じることだろう。

和田丸の完璧な技と、
「黄金ヒラメ」の
まばゆい光彩。

この春、
小田原の港にまたひとつ、
夢と希望が押し寄せた。

実際は競りに掛らず
行き先はコチラ

ちなみに
「和田丸」の「黄金ヒラメ」は
初めてではない

以下に過去の「黄金ヒラメ」ネタを
噂の「黄金ヒラメ」
黄金ヒラメ(もどき)
黄金ヒラメ


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posted by にゃー at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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