「米神」定置:アジ 60キロ ほか
「石橋」定置:ブリ 8本 ほか
「 岩 」定置:アジ、サバ ほか
「原辰」定置:ヤリイカ、イシダイ ほか
「江の安」定:ヤリイカ、イシダイ ほか
「二宮」定置:ボラ 70キロ ほか
「福浦」定置:カタクチイワシ 60キロ ほか
「大磯」定置:シリヤケイカ、アジ ほか
伊豆方面からは、
「富戸定置」:キハダ 4本、マイワシ 70キロ
「川奈定置」:ブリ、クロダイ ほか
東方面からは、
「江の島網」:ブリ、クロダイ ほか
「平塚定置」:ブリ 800キロ ほか
三崎釣船 ・・・ 釣メジ 230キロ
弥次喜多「ブリ」ご一行、のんびり東海道を西へ旅する道中。
数日前に藤沢宿(江の島定置)で大賑わいを見せた彼らは、今朝は平塚宿(平塚定置)にて再びその姿を現した。ここでも見事な大漁だ、さぞご機嫌麗しき旅であろう。
そんなご一行の仲間たちは、昨日大磯宿に数本姿を見せ、さらに先達は今朝、小田原宿(石橋定置)にも到着したとのこと。となれば、本命の群れが小田原宿へ到達するのは、もはや時間の問題だ。
現在、平塚宿に腰を落ち着けた彼らは、明日には次の宿へと旅立つだろう。
しかし、旅路には思わぬ障害もつきもので、明日はあいにくの雨。加えて日曜日とくれば、酒匂の渡しが難儀すること必至。やむなく足止めを食らった弥次喜多「ブリ」たちは、ゆるりと時を過ごし、小田原宿へと辿り着くのは月曜日となりそうだ。
かつて箱根越えを前に旅人たちが英気を養ったという小田原宿。今もその伝統は変わらず、小田原魚市場には各地から集った魚たちがひしめき、活気が満ちている。
月曜の朝、その賑わいの中に満を持して弥次喜多「ブリ」ご一行が到着する様子を想像するだけで胸が高鳴る。
いよいよ群れの本隊が姿を見せるだろう。
待ち遠しき小田原宿、その到来が今から楽しみでならない。
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