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2025年04月17日

万華鏡魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:アジ 1.8トン、ブリ・ワラサ 960キロ、チダイ 350キロ
「 岩 」定置:マイワシ 4.2トン、アジ 1.6トン、ブリ・ワラサ 1.2トン、チダイ 160キロ
「原辰」定置:アジ 100キロ、カタクチイワシ 100キロ
「江の安」定:アジ 1.2トン、マイワシ 720キロ、ブリ 270キロ
「二宮」定置:ブリ・ワラサ 1.2トン、イシダイ 1トン、アジ 1トン、チダイ 590キロ、サバ 110キロ
「福浦」定置:イシダイ 220キロ、チダイ 180キロ、ヒラマサ 100キロ、
「大磯」定置:アカカマス 650キロ、イシダイ 90キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:ヒラマサ 760キロ ほか

東方面からは、
「江の島網」:サバ、マダイ ほか

朝から快晴、風も止んで気温も上昇。気分も上々の朝、春の王道「マアジ」が今日も主力の水揚げ。
ただし、ここにきて一部では「サイズが小さくなってきた」との声もちらほら。脂はまだ乗っているものの、ピークは越えた?という見方もあり、今後の潮の変化にも注目です。
202504_chidai.jpgそして、もう一つ目を引いたのが、桜の花びらのような「チダイ(ハナダイ)」の大量水揚げ。各地の定置網でまとまっており、市場は一面のピンク色。「まるで千鳥ヶ淵の花筏」なんて声も聞かれ、春の海の美しさと、どこか儚さを感じさせる一幕に、改めて季節の港町の風情を再認識。落語『花筏』のクマさんではありませんが、思わず涙ぽろり。南無阿弥陀仏 (−人−) 。
他の魚種では「ブリ・ワラサ」が連日好調。潮が効いているうちは、まだしばらくは期待できそうです。
「ヒラマサ」も沿岸に接近中で、これから本番を迎える可能性も。「イシダイ」はピークを過ぎたものの、まだまだ現役続行中。
増えつつある青物との入れ替わりのタイミングにも注意が必要です。また、東方面からは「サバ」の気配あり。
休み明けで、しかも時化明けということもあり、今日は全体的に魚の活性も高め。「チダイ」はもちろん、「マダイ」や「クロダイ」などの鯛類ののっこみシーズン真っ盛り。浅場のフカセやライトショアジギングで狙える場面もありそうです。
これだけ魚種が増えてくると、どうしても相場はやや弱含み。
それはつまり・・“美味しい魚がお得に食べられるチャンス”ということ。
「チダイ(ハナダイ)」の塩焼き一枚で、夕食に春の彩りが広がります。
ぜひ、今日にも、明日にも、明後日にも。
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posted by にゃー at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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