「米神」定置:アジ 2.8トン、ブリ・ワラサ 1.1トン、イシダイ 180キロ、サバ 110キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 2トン ほか
「原辰」定置:マルソウダ 400キロ、カタクチイワシ 100キロ
「江の安」定:マルソウダ 510キロ ほか
「二宮」定置:イシダイ 120キロ ほか
「福浦」定置:ブリ・ワラサ 420キロ、チダイ 90キロ
「大磯」定置:アカカマス 180キロ、小アジ 150キロ
東方面からは、
「江の島網」:サバ 250キロ ほか
伊豆方面からは、
「網代定置」:ヒラマサ 500キロ
今日は、休み明けの「米神」がいい仕事を見せてくれた。
「アジ」はどれもサイズ良好、「ブリ」や「イシダイ」も顔をそろえ、さながら地魚の顔見世興行。

「福浦」では「ブリ・ワラサ」がまとまったが、他種はおとなしく、「江の島」は今日も「サバ」の一本勝負。「網代」からは「ヒラマサ」が来た。いずれも一網一魚の偏りが目立ち、それが逆に全体量の足を引っ張るという、なんとも皮肉な流れとなった。
明日は祝日、それでも魚市場は開く。三連休を前にした最後の営業日となる中、需要はふくらみ、プレッシャーも増す。問題は魚の姿が足りない事。
とはいえ、魚屋も料理人も泣き言は言ってられない。今ある魚をどう使うか、どう魅せるか、どう食わせるか、その手腕が問われる試練の三日間となりそうだ。魚市場にとっても「獲れない魚」と「高まる需要」の間で板挟みとなる。
ただひとつの気休めは、三日間という骨休めがあるって事か。
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