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2025年05月07日

アダンソンハエトリ魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 4.6トン、ブリ・ワラサ 1.8トン、マルソウダ 500キロ、ヒラマサ 160キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:アジ 10トン、マルソウダ 170キロ、ヒラマサ 100キロ
「原辰」定置:アジ 2トン、ブリ・ワラサ 130キロ
「江の安」定:アジ 2.7トン ほか
「二宮」定置:小アジ 820キロ、アジ 300キロ、イシダイ 130キロ、チダイ 100キロ
「福浦」定置:小サバ 270キロ、トビウオ 240キロ、スルメイカ 190キロ、サバ 150キロ、シイラ 130キロ、ジンダ 100キロ、アオリイカ 90キロ
「大磯」定置:アジ 180キロ、アカカマス 80キロ

東方面からは、
「江の島網」:小サバ 3トン、サバ 1トン

休み明けとなった今朝の小田原漁港は、四日分の魚であふれ、朝から大きな活気に包まれていました。威勢の良い掛け声、新鮮な地魚の山、仲買人たちの熱気と汗・・・そこに垣間見えたのはまさに「生きた経済」でした。
日本の米に限らず、世界的な食料価格の高騰と海洋資源の持続可能性が叫ばれている中、地元で獲れた新鮮な魚介類が安定して供給されることの重要性は、ますます高まっています。小田原漁港のような地域に根差した漁業の活性化は、フードマイレージの削減や環境負荷の軽減にもつながる重要な取り組みです。特に「アジ」や「サバ」といった大衆魚の安定供給は、肉や野菜と並び、魚料理が「家計に優しい選択肢」として再認識される良い契機となるはずです。
また、春先から安定して獲れ続けている「ブリ」や「ヒラマサ」といった魚種は、近年注目されている養殖魚とも競合する天然魚であり、天然の魚が豊富に獲れるという事実は、私たち消費者に多様な食の選択肢を提供し、食文化の豊かさを保つうえでも非常に意義深いことと言えるでしょう。当たり前に感じていたことが、どれほど貴重なことであるか。
20250507_sakana.jpg休み明けとなった今朝の小田原漁港は、四日分の魚であふれ、朝から大きな活気に包まれていました。威勢の良い掛け声、新鮮な地魚の山、仲買人たちの熱気と汗・・・そこに垣間見えたのはまさに「生きた経済」でした。
この豊かな営みの根底には、相模湾の恵みとそれを受け継ぎ、育ててきた漁師たちの知恵と努力があります。そして何より、それを支える自然の力を私たちは忘れてはなりません。
今日も小田原の魚たちが多くの食卓に届き、人々に笑顔と満足をもたらしてくれることでしょう。
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posted by にゃー at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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