魚体中骨抜き器販売中

2025年05月16日

キモちE魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アジ 1.9トン、小アジ 1トン、マルソウダ 720キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:アジ 1トン、小アジ 500キロ、マルソウダ 280キロ、ヒラマサ 140キロ
「原辰」定置:アジ 540キロ、小アジ 250キロ
「江の安」定:アジ 370キロ、小アジ 220キロ
「二宮」定置:小アジ 150キロ、アジ 100キロ
「福浦」定置:ジンダ 90キロ ほか
「大磯」定置:小アジ 150キロ、アジ 50キロ

東方面からは、
「江の島網」:クロダイ 70キロ ほか

伊豆方面からは、
「宇佐美釣」:釣メダイ 80キロ ほか

佐島釣船 ・・・ 釣カツオ 500キロ

暦の上ではまだ梅雨入り前ですが、港にはひと足早く初夏の気配が漂い始めています。
20250516_wakasi.jpgその兆しのひとつが「湘南定置」に顔を見せた「ワカシ」の姿。
「ブリ」の若魚である「ワカシ」は、沿岸の水温上昇とともに姿を現す魚であり、初夏の到来を告げる一羽のツバメのようなものです。気温も水温もゆるやかに上がりはじめ、魚たちの動きにも確かな季節の変化が見えはじめています。
今朝の水揚げは「小田原アジ」が依然として堅調。主要な定置網で安定した水揚が続いており、今季を代表する主役の座を守っています。さらに「小アジ」も全体的に存在感を増しており、群れが厚くなってきている様子も。
20250516_kachuo.jpg一方で「チダイ」「イシダイ」「クロダイ」などの白身魚は、このところ顔ぶれが少なくなり、季節が夏へと傾いてゆく中、魚種の構成にも変化が見え始めました。
加えて、「カツオ」の入船は市場に新たな勢いと、季節の彩りを添えてくれる存在と言えましょう。
漁場の動きは、海の変化そのもの。日々の魚たちの姿を通して、私たちは自然の流れを読み取り、また一つ頭が良くなった様に感じるのでした。
.
posted by にゃー at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック