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2025年05月27日

魚市場が小アジの里だった件

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:小アジ 7.7トン、アジ 1トン、マルソウダ 1.2トン
「 岩 」定置:小アジ 2.6トン、マルソウダ 1.9トン、アジ 630キロ
「原辰」定置:小イワシ混 1.7トン、マイワシ 180キロ
「江の安」定:アジ・小アジ 700キロ ほか
「二宮」定置:小アジ 1.1トン、サバ 430キロ、アジ 270キロ、小サバ 120キロ
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:サバ 280キロ、小サバ 100キロ

東方面からは、
「江の島網」:小サバ 560キロ、サバ 310キロ、イサキ 150キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:シイラ 180キロ、小サバ 160キロ
「富戸定置」:マルソウダ 160キロ、小サバ 150キロ

今朝の魚市場は、まるで「小アジの里」と化したかのような光景となりました。
2025052702.jpg各所からまとまった水揚げが相次ぎ、場内の至るところに「小アジ」の山が築かれ、その光景は市場の集荷力や漁場の豊かさを如実に物語っていました。
これだけの「小アジ」が一堂に揃う様子は、単なる量のインパクトにとどまらず、「アジの名産地・小田原」としての実力を裏付けるものといえるでしょう。
しかも「小アジ」はコロコロと丸く、脂のりも良好との声が上がっており、まさに可能性の塊が港をにぎわせました。中でも、「石橋」定置による7トン超の水揚げは圧巻で、「小田原アジ」が主役という小田原の港にあっても圧倒的な存在感を放っており、この時期としては群を抜いた数量と言えます。
そして季節は少しずつ進んでおり、「イサキ」や「サバ」といった魚種もこれから本格化していく時期を迎えます。
2025052701.jpg特に「イサキ」は、各地で群れの接近が見られつつあり、潮が濁った日には一層の注目が必要です。
コロコロと変わる海の表情の中で、今朝のような水揚げは、改めて相模湾の恵みと季節の巡りを感じさせてくれる、そんな風景であったと言えるでしょう。
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posted by にゃー at 13:58| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうじょうはドウジョウ鍋でネギ山盛りで美味しくいただきましたね。小田原だとどぜうなべやさんあるかな。
アジは美味しいからいいですよね、大漁バンザイ!
Posted by kinnou at 2025年05月28日 10:46
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