「米神」定置:マルソウダ 29トン、サバ 130キロ、アジ 80キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 5.8トン、アジ 110キロ、アオリイカ 90キロ
「原辰」定置:マルソウダ 2.1トン、ジンダ 260キロ
「江の安」定:ジンダ 140キロ、スルメイカ 90キロ
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:小サバ 360キロ、スルメイカ 90キロ
「大磯」定置:サバ 940キロ、小サバ 520キロ
東方面からは、
「江の島網」:サバ、カタクチイワシ ほか
今朝も新新新鮮な地魚と言う海からの贈り物が勢ぞろい。

そして小田原沿岸は「マルソウダ(ウズワ)」一色で、なんと総量35トン以上。「ウズワは秋の魚」などという古い話は、もはや伝説。漁師曰く「秋まで待てないヤツらが、先走ってるんだ」とか。
一方で心配なのは、市場の顔と言うより小田原の顔、「小田原アジ」。
一日何トン、今日は何トンとトントン拍子で獲れていたピークは過ぎ、今や「あの人は今」に出演する芸能人のごとき存在。
そうなると人々の注目は「アジに変わる次なる主役は?」と来る。
魚市場の主は語る、「人に訊くより、海の声を聞け」と。
そう、すでに次の主役は水面下でキャスティングを終えているのです。
今朝の岸壁にも、きっとそのヒントがあったはず。
魚市場という場所は、いわば海の天気図だ。
海の声に耳をすませば、明日の魚が見えてくる。
.
【関連する記事】