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2025年06月12日

魚市場は背脂チャッチャ系

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:アカカマス 2.5トン、ワカシ混 2.4トン、アジ 610キロ、小アジ 240キロ、小サバ 200キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:スルメイカ 940キロ、アジ・小アジ 630キロ、小サバ 340キロ、シイラ 170キロ
「原辰」定置:小アジ 310キロ、ジンダ 160キロ、小サバ 100キロ
「江の安」定:アジ・小アジ 450キロ ほか
「二宮」定置:小アジ 520キロ、サバ 370キロ、アジ 270キロ、サバッ子混 240キロ
「福浦」定置:アジ 220キロ、シイラ 160キロ
「大磯」定置:小サバ 840キロ、サバ 320キロ、小スルメイカ 200キロ、アカカマス 190キロ、小アジ 100キロ

東方面からは、
「江の島網」:サバ 90キロ、アジ 70キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:アジ 400キロ、スルメイカ 90キロ
「富戸定置」:イサキ 190キロ ほか

小田原釣船 ・・・ 釣クロシビカマス 130キロ

雨の気配を感じるこの季節。
今朝の魚市場では、そんな曇りがちな空模様とは裏腹に、魚たちの存在感がくっきりと際立っていました。
まず目を引いたのは「アカカマス(ネイラカマス)」。
一尾200グラム級のヘビー級揃いで、噛めばじゅわっと広がる脂と、皮目の香ばしさが魅力の「本物のカマス」。食べなくてもわかるその違い。
「スルメイカ」も今週も着実にサイズアップ。まさに“週に週に”成長中といった趣。
一方で、地味ながらも強いのが「アジ」&「小アジ」の軍団。
コンスタントな水揚げは、もはや市場の屋台骨を支える安定株。
サイズはゆっくりと“月に月に”と成長中。
そしてこの季節の「イサキ」は何といっても脂。金色に輝く脂がしたたり落ちるのが見えるよう。皮を炙れば、そこはもうご馳走の世界。まるっと太って、夏を目前にしてこんがりと海岸の視線を釘付けにする風格を漂わせています。
そして釣り物では、地元注目の「クロシビカマス(スミヤキ)」が大漁。
顔はどう猛ながら、脂を持ちつつ身質は上品、刺身でも焼きでも映える地元ならではの逸品が揃いました。
今日の市場は、うまい魚がうまいこと揃ったもんだ。
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posted by にゃー at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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