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2025年06月14日

スタミナ回復魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:アジ 1.3トン、小アジ 1.7トン、ワカシ混 400キロ
「 岩 」定置:アジ 530キロ、小アジ 750キロ、スルメイカ 240キロ、ハマフエフキ 80キロ
「原辰」定置:小イワシ混 1.4トン、アジ・小アジ 170キロ
「江の安」定:アジ 260キロ、小アジ 280キロ ほか
「二宮」定置:マイワシ 780キロ、アジ・小アジ 440キロ、サバ 200キロ
「福浦」定置:ワラサ 5.9トン、マダイ 110キロ
「大磯」定置:アカカマス 1.6トン ほか

東方面からは、
「江の島網」:ワラサ、アジ ほか

伊豆方面からは、
「富戸釣船」:釣メジ、釣キメジ 100キロ ほか

佐島釣船 ・・・ 釣カツオ 1.2トン

20250614_cabs.jpg今朝の市場は、まさに活気漲る「買い得市」。
魚種のバリエーションこそ絞られ気味ですが、その分、一尾一尾が粒ぞろい。
主役になりうる素材が揃い踏みで、魚市場としては上々のコンディション。
中でも目を引いたのは、「福浦」での「ワラサ」大漁だ。連日の好調は、漁業者にとっても心強いニュースで、何より海の状態がご機嫌である証。まさに自然と呼吸が合った、理想的なリズムと言うところ。
また「アジ」の好調も引き続いており、今日はややサイズ感のあるものが中心で、刺身よし、塩焼きよし、揚げ物でもイケちゃう万能ぶり。一尾あれば、どんな食卓にも夏の風が吹き込むこと請け合い。
そして、この季節の定番「湘南の得意技」が炸裂したのが「アカカマス(ネイラカマス)」の大漁。地元・大磯が誇る定置網の底力を感じさせる堂々たる二便配送で、これぞ顔役といった風格です。
さらには、沖から届いた釣りの「カツオ」も絶好調。
今がまさに旬とは疑いなしで、日に日に脂がのってきており、連日の入船が続いているあたり、これはもう注目銘柄と言っても差し支えないでしょう。
全体を見渡すと、今日は「質」と「値ごろ感」が手を取り合った、実にバランスのいい一日。しばらくは、こんなお買い得市が続きそうです。
梅雨空の下で気持ちが晴れにくいこの季節、せめて食卓では海の恵みをたっぷり味わって、ひと足早い夏の気配を感じてみてはいかがでしょうか。
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posted by にゃー at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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