「米神」定置:小イワシ混 2.2トン、小アジ 1トン、アジ 980キロ、ワカシ 680キロ、サバ 370キロ、サバフグ 120キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:アジ 1.6トン、小アジ 1.1トン、サバ 830キロ、小サバ 600キロ、小イワシ混 400キロ
「原辰」定置:小イワシ混 3.1トン、小アジ・ジンダ 160キロ、サバ 140キロ、ムロアジ 90キロ
「江の安」定:小アジ・ジンダ 100キロ ほか
「二宮」定置:サバ 740キロ、小サバ 660キロ、小イワシ混 240キロ、小アジ 230キロ、ワカシ 170キロ、アジ 100キロ
「福浦」定置:ワラサ 110キロ ほか
「大磯」定置:アカカマス、アジ ほか
東方面からは、
「江の島網」:ブリ・ワラサ 300キロ、マイワシ 130キロ
小田原釣船 ・・・ 釣キンメダイ 700キロ
和歌山釣船 ・・・ 釣キハダ 260キロ
さてさて皆さま、今朝も小田原魚市場、水揚げはご覧のとおりの大盛況。
イワシ混じりに小アジ混じりにアジ混じり、サバやらワカシやら、ぞろりぞろりと揃っております。

しかしこの賑わい、いまや「小魚運動会」。
獲れる魚はまるで「お魚ようちえん」。いやむしろ、ちびっこ海上運動会。
これをご覧の魚市場の面々、口々に申します。
「このワカシがなぁ、全員ブリに育ったら・・・」
「アジもでっかく、イワシもでっぷり大羽なら・・・」
夢は膨らみ、頭の中では「べらぼう魚市場」の出来上がりでございます。
「どうする? こりゃ、毎日笑いが止まらなくなるな?」
「その時ゃもう、もはや笑いすぎて全員でシックスパックの見せ合いっこしましょう」
とまあ、夢の中では笑いが止まらぬ魚市場でございますが、現実はまだまだ魚たちもおチビさん。
だからこそ、未来を想いながらも、今を大切に、一日一日、安全操業。
日々これ感謝でございます。「本当にありがてぇなぁ・・・」
そして、彼らの夢はさらに膨らみます。
「このまま全部育ったら・・あれだな、ウチらの胃袋の方が追いつかねえな」
べらぼうなのは、魚か、欲か、人の夢か。
笑う門には福来る。魚市場には・・・もち、魚来る。
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