「米神」定置:ヤマトカマス 3.5トン、マルソウダ混 500キロ、アジ 290キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 5.8トン、マルソウダ混 250キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 1.8トン、小イサキ 110キロ、イサキ 70キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:ヤマトカマス 1.4トン、ウルメイワシ 230キロ
「二宮」定置:マゴサバ 850キロ、アジ 250キロ、小アジ 190キロ、小ムツ 130キロ
「福浦」定置:マゴサバ 1.2トン、ウルメイワシ 120キロ、アジ 90キロ、サゴシ 80キロ
「大磯」定置:ヤマトカマス 2トン ほか
東方面からは、
「江の島網」:サバ 240キロ、ヤマトカマス 220キロ、ジンダ 150キロ、シイラ 150キロ
伊豆方面からは、
「富戸定置」:ヤマトカマス 740キロ、マゴサバ 450キロ
「川奈定置」:マゴサバ 2トン、ヤマトカマス 260キロ
佐島釣船 ・・・ 釣カツオ 710キロ
真鶴釣船 ・・・ 釣メダイ 310キロ、釣キンメダイ 170キロ
今朝の魚市場は、まるで総裁選を終えたあとの政界のよう。9月後半から10月になって勢力地図が一気に塗り替わった。
主役の座に輝くのは「ヤマトカマス(ミズカマス)」。各地で堂々の大漁、まさに「圧勝」と言っていい数字だ。米神、石橋、大磯など各地で大漁得票。相模湾という大票田を一手に集めた形だ。
一方、かつての実力派「マゴサバ」は勢いを失いつつも、虎視眈々。さらに「ウルメイワシ」陣営が一部で動きを見せるも、やはり風は完全にカマスに吹いている。地方票である伊豆方面からも「カマス」支持を表明。「マゴサバ」との連立を模索するような動きも見えるが、いまや小田原沿岸をリードする地魚は決定的だ。
ただし、油断は禁物。この「カマス政権」、冬が近づけば風当たりも強くなる。やがて他の地魚が台頭し、いつの間にか新しい潮流が生まれるのがこの海の常。油断をするとはしごを外されるなんて事も・・
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