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2025年10月07日

魚市場が期待する瞬足台風

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マルソウダ 5トン、小イサキ混 1.5トン、ヤマトカマス 1.3トン、オアカムロ 650キロ、アジ 90キロ
「石橋」定置:ヤマトカマス 7.6トン、マルソウダ 2トン、アカカマス 110キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 4トン、ヤマトカマス 570キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:マルソウダ 850キロ、ヤマトカマス 90キロ
「二宮」定置:ウルメイワシ 200キロ、マイワシ 150キロ、マゴサバ 120キロ
「福浦」定置:サゴシ 1.9トン、マゴサバ 2.4トン、シイラ 160キロ
「大磯」定置:マルソウダ 370キロ、マゴサバ 210キロ、ジンダ 130キロ

東方面からは、
「江の島網」:イナダ 730キロ、ジンダ 140キロ、シイラ 120キロ、マルアジ 130キロ、メジ 120キロ、キハダ 100キロ

南方沖で、不穏な渦がゆっくりと巻いている。
そして今朝、もう一つの渦が現れた。そう、ウズワ(マルソウダ)」である。
まるで海が自らの姿を映したかのように、渦輪の名を持つ魚が今朝の主役となった。
台風の進路を気にしながらも、魚を選ぶ手は止まらない。できることなら、この渦には足早に通り過ぎてほしいと思いつつ。
今のところ沖を通る見込みで胸を撫で下ろすが、経験のある者ほど、その通過後の海を知っている。2、3日は油断ならぬ、そんな気配が漂う。
それでも、連休への直撃は免れそうだ。運動会もどうやら無事に開かれるだろう。
空を仰ぎつつ、海を見やりつつ、港の人々は今日も変わらぬ日常の中で静かに祈るのみだ。
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posted by にゃー at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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