「米神」定置:マルソウダ 1.4トン、ムロアジ 1.3トン、ヤマトカマス 1.3トン、小イサキ混 1トン
「石橋」定置:小イサキ混 3.8トン、ヤマトカマス 750キロ、ムロアジ 400キロ、イサキ 160キロ、アカカマス 70キロ
「 岩 」定置:ヤマトカマス 710キロ、イサキ 180キロ、ウルメイワシ 100キロ、マゴサバ混 240キロ、シイラ 80キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:ムロアジ 1.3トン、マルソウダ混 1トン、ウルメイワシ 150キロ
「二宮」定置:ウルメイワシ 200キロ ほか
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:小アジ 250キロ ほか
東方面からは、
「江の島網」:ショウゴ 170キロ、チダイ 110キロ
本日は秋の風物詩ともいえる魚たちが続々と水揚げされ、まるで海が季節の移ろいを語るかのような顔ぶれを見せてくれました。
一方で、今年は「ウズワ(マルソウダ)」の型が小さく、同時に群れの小ささに不安を抱きつつも、「アカゼモロ」が各地で揃ったことは、昨日の「オアカ(オアカムロ)」に続き、旬の魚たちが列をなし、相模湾はまさに最終版の大阪万博といった様相と言えるでしょう。特に台風の影響か、「イサキ」が群れをなして網にかかる姿は迫力すらあり、もう秋の装いは完璧と言えます。出始めた「ショウゴ(カンパチ)」が、これから西へと回遊が進めば、さらに沿岸は活気づいていくことでしょう。
まさに「実りの秋」「食欲の秋」、そして「水揚げの秋」。
小田原魚市場も、日経平均の上昇に呼応するかのように活況を見せており、経済も海も、上向きの流れに乗り始めています。
そして、今週は日本人研究者のノーベル賞受賞も相次ぎ、国中が喜びに包まれる中、小田原の海も負けじと旬を届けるその姿は、まさに「海からの祝福」。
この豊かな自然と人の営みに、今改めて感謝と敬意を込めたいと願う。
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