banner.png

2025年10月11日

魚市場は現代の秋丸機関

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:小イサキ混 3.6トン、ムロアジ 1トン、チダイ 880キロ、ヤマトカマス 300キロ、キハダ 270キロ、アジ 200キロ、イサキ 110キロ
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 1.1トン、ムロアジ 860キロ、ヤマトカマス 760キロ、キハダ・キメジ 220キロ、マゴサバ 200キロ、イサキ 100キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:マルソウダ混 650キロ、ムロアジ 220キロ、ヘダイ 150キロ
「二宮」定置:小イサキ 2.3トン ほか
「福浦」定置:マゴサバ 2.7トン、シイラ 200キロ、ウルメイワシ 170キロ、ジンダ 110キロ、キハダ 200キロ
「大磯」定置:小アジ 290キロ ほか

東方面からは、
「江の島網」:ショウゴ、小ムツ ほか

筒香の一発が天井に穴を開けたか、魚市場の屋根からはまさかの雨漏り💧
それでも、その一打は「ミズカマス」一色だった水揚げに風穴を開け、新勢力「アカゼモロ」を呼び寄せた。
まるで秋のクライマックス到来を告げるかのように、港は再び活気づいている。
一方で、長く連立を組んできた「オアカ」との関係は崩壊。定置網の勢力図は、今や「アカゼモロ」一強の様相を呈してきた。
さらに秋空の下、キンモクセイの香りに誘われるように「チダイ」が大挙して押し寄せ、沿岸には「キハダ」が定着。その陰では「マゴサバ」や「小ウズワ」の猛攻をかわしながら、「イサキ」や「ヘダイ」、「ウルメイワシ」といった中堅勢も勢力拡大の機会をうかがうなど、水面下の動きは活発。
季節は秋、変わりつつある海の勢力図に動きを与えるのは秋風か秋波か。
次なるリーダーの座をめぐる主導権争いは、これからさらに熱を帯びていきそうである。
.
posted by にゃー at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック