2026年01月19日
魚市場遊侠伝
「石橋」漁場の水揚げを見ると、どうやら中心は「小アジ」のようだ。
「岩」もそうか。箱をりっけん、いや一見覗けば、いわゆる「小アジ」ではない。
かといって立派な「大アジ」とも言い切れない。
「大アジ」と「小アジ」の、ちょうどその「中道」にあたるところと言えそうだ。
評価に迷う?
確かに迷う。だが、だからこそ扱いやすい。
捌くに手間がかからず、刺身にも寿司にも向く。
脂程よく、身持ちも良い、味が濃くて、ちょうどいい。
派手な主役ではない。だが外すこともない。
結局このサイズが一番うまい、と言う人が何と多いことか。
保守王国・小田原が好むのは、こういう魚だ。
奇をてらわず、流れに寄り過ぎず、最後はきちんと着地する。
掲示板は「小アジ」でも、魚市場での評価は「間違いのないアジ」と言うことだ。
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