一月も半ばを過ぎ、厳しい寒さが日々増しています。
雪が降ることはなくても、底冷えは容赦なく海を、そして市場を凍てつかせます。
本来なら、この環境で魚が獲れるということ自体「レア」な出来事な期間なはず。
当たり前のように夜明け前に港を出て、当たり前のように極寒の海へ向かい、当たり前のように新鮮な地魚を水揚げしてくれる。その一つひとつの「当たり前」の裏側に、どれほどの震える指先と、どれほどの不屈の精神があるのか。
私たちの手元に届く魚の一尾一尾は、まさに漁師の努力の結晶と言うべき贈り物なのです。
一年の始まりに訪れるこの静寂を、ただ「寒い」と呟くのではなく、魚市場を支える人々への感謝を重ねる期間にしたい。
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