2016年12月01日

昨年との水揚げ比較

月間水揚げ上位5魚種 2カ年比較
2016年       2015年
2016unloading.jpg 2015unloading.jpg
※水揚げ対象〜定置網漁業・刺網漁業・一本釣り漁業
=近海課取り扱い分


昨年の豊漁に湧いたボリュームと今年の不漁がよく分かります。
「マアジ」の特異的な高値もよく分かります。
絶対獲れてる「サバ」の安心感。
春先の「ブリ」「ワラサ」の存在感。
季節毎に現れる目玉魚種の存在。
冬の間の貧漁期、春先、秋口の豊漁期。
前年の続いた「イナダ」から今年の「ワラサ」へとつながる流れ。
そして慢性的に続く不漁というインフルエンザのねちっこさ。

そして何より、小田原漁業の底力をうかがい知ることが出来るでしょう。
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2015年07月11日

遠足〜下田魚市場

20150708_shimo1.jpg

梅雨まっただ中の水曜日。
幸い雨は降っておらず、曇ってはいるものの穏やかな陽気だ。
今朝は期待できるかな?

20150708_shimo8.jpgそんな思いを抱きながら下田の港へと入る。朝6:00。
すでに魚市場の方が何人か集まって、忙しく動いている。地元の小釣り船などを中心に水揚げは行われていた。

20150708_shimo5.jpg20150708_shimo4.jpgクロムツ」、「アカムツ」に「イサキ」、「タカベ」、「アカハタ」。そしてもちろん日戻りの「地キンメダイ」や「メダイ」もあり、この日は「カツオ」の釣船も入船していた。

20150708_shimo6.jpg20150708_shimo3.jpgその中で目を引いたのが「ムロアジ」。
小田原でもそうなのだが、この魚は伊豆半島全域で「アカゼ」とか「アカゼモロ」などと呼んで刺身を珍重する文化があり、人気が高い。当然、価格も高いわけ。丸々と太っていて、美味しそう。定置網にまとまることもあるが、小田原では秋の魚だ。

20150708_shimo9.jpg20150708_shimo7.jpg
ずらりと並ぶ魚たち。まもなく競りの始まりだ。
カリンカリンと鐘が鳴ると、あちらこちらから買参人が集まってくる。

20150708_shimo10.jpgこの時、朝7:00。威勢の良い声出しと共に値が上がっていく。どうやらココではイギリス方式のオークションが基本のようだ。

20150708_shimo11.jpgそしてその頃、魚市場の奥では「キンメダイ」の水揚げが行われていた。日本一の「キンメダイ」の水揚げを誇る下田の港、定番の風景だ。
次から次へと運ばれる「キンメダイ」の山、また山。
20150708_shimo2.jpg手際よく計量された「キンメ」は、市場に並べられて速やかに零封するためのフィルムで覆われていく、そのフィルムの上には氷も施され、「キンメ」の命ともいえる赤い色と目の輝き、そして何より鮮度を守る品質管理が徹底しているようだ。

20150708_shimo12.jpg
すばらしい鮮度の保たれた「地キンメダイ」


下田には「キンメ」の看板があり、沖には優良な漁場を抱える伊豆諸島が控えている。黒潮は常に目の前を流れ、磯に囲まれた漁場は豊富な水産資源を育んでいる。こんなすばらしい漁場と宝に恵まれた港だが、いかんせん首都圏から離れている。伊豆自体遠いイメージだが、ここ小田原からでも車で2時間はかかる。なかなかおいそれと行ける距離では無い。

しかし、そのカベを壊してこそ新しい取り組みを行うことができる。静岡(伊豆)+東京(伊豆七島)+神奈川(小田原)のコラボ。その三つ星を結ぶとき、オリオンの星は未だかつて無い魅力の光を放つ。

遠足〜三崎魚市場  遠足〜真鶴魚市場
タグ:遠足 ネタ
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2012年11月19日

セリ人視点で競りを撮ってみた


20121101_cameraman.jpgおっす!おらセリ人。今日もせっせとセリに励むぜ。
というわけで、私的視点に拠るところのセリの様子をご覧ください。値段のわかりやすい人、わかりにくい人、ヤリの早い人、遅い人、反応のいい人悪い人、アクションの派手な人、必死な顔で迫る人、クールな人、様子見でただ見ている人、いろいろな人が参加してます。
セリ人は、出された値段を瞬時に判断し、次の値が出るか、出ないかを一呼吸待って、落札します。そして間髪入れず次の商品へと移動し、熱気の冷めないうちに一気にセリを終わらせます。まさにセリは生き物ですから、熱いうちに打ち続けないと、その熱気は次第に失われ、参加者全員が冷静になったときには、たいてい白けたムードのセリになってしまい、値段も出ず、品物も思うように売れない事が多いです。
そのため、セリ人は常にいかに活気あるセリを演出するか、雰囲気を維持するかを大事にします。
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2012年07月13日

遠足〜三崎魚市場

20120617_misaki1.jpg

とある6月の日曜日。
日の出を前に、車をいつもと違う東方面へと走らせた。
ルロロ・・・

途中、美人娘が店番をしているセブンイレブンにて用を足し、朝飯を仕入れれば準備完了。さー、今朝はどんな魚が揚がるかな〜!期待とアソコを膨らませながら、いざ先っちょへ。

ピロロ・・・
そこへ電話。「強風のため、三崎入荷極めて少なし。」
さすが三浦半島、相模湾の東南端に位置する三崎魚市場。風当たりもまるでウチのように強く、冷たい(らしい)。
20120617_misaki4.jpgとはいえ、自衛隊を横目にここまで来て帰るわけにも行かず、直行。
幸い、日曜日は三崎の朝市が営業している関係で駐車場はタダ。来場者も多く、朝から賑わっていた。
ザワワ・・・

20120617_misaki5.jpg反対に魚市場の岸壁はと目を転じれば、案の定、強風による時化の影響で入荷は乏しく、まして名物のマグロの取り扱いが休みとなる日曜日は、鮮魚の入荷も比例して少なくなる事が往々にしてあるらしい。
仕方ないので朝市に足を向け、いろいろ見て回ったり、少ないながらも 魚市場に列んでいる魚をチェック。

20120617_misaki2.jpg噂通り「イボダイ」や「アカカマス」、「マサバ」は小田原と異なり、かなり大きい。見た目で負けた感が強く、打ちのめされた感に嘖まされつつも、今朝はいったい何を買おうかしばし思案の図。
ウムム・・・

20120617_misaki3.jpg活魚コーナーも充実の品揃え。「マダコ」、「マゴチ」、「イナダ」に「マダイ」、「ヒラメ」や「アワビ」、「バテイラ」の事をこちらでは「玉」と表記していました(小田原は「シッタカ」)。「コショウダイ」や「スズキ」、「ガザミ」などなど旬の魚も勢揃いでした。
オトト。

20120617_misaki6.jpgそして、ここが今までの魚市場と一番異なるところがコチラ。販売に際してセリは行われず、100%入札にて商売が成立。入札の受付、処理を行うカウンターの廻りには常に人だかりがあり、皆さん、この黒板に注目しております。入札による販売は、8:00から行われ、その日の水揚げ量に応じて黒板も更新されます。20120617_misaki7.jpg当然、魚が多い日にすべてを処理するには、かなりの時間を要する事になるようですが、皆さんそれには慣れているようで、一回一回の入札が終わるとサッサとセリ場の魚(活魚)は回収され、次の魚がテキパキと列ぶ事になります。
ホイサッサ。

この日は魚が少なく、落札できた魚も少なかった(「メダイ」が一本!)ので、その後の作業はほとんど無いようなものでしたが、これでダンベ一本(約500キロ〜1トン)でも買えた日には、その箱詰め作業やら仕分け作業が大変になるわけです。

って実は、それらの作業が終わってから、出来上がった荷物をトラックに積んで小田原へ帰るのが一番大変だと皆が口を揃えて言いますが。
ブーブー。

それにしても様々な販売手法や取引の概要を見学し、異なる鮮魚の取り扱いや商売に絡んだ多角的な視野を養うとともに、たまには空気の異なるアウェイで仕事するのも新鮮な気持ちになれて良いものだと思うのでした。

それに、三崎の朝市行くだけでも価値あり、これからも機会を見つけて邪魔しに行こうと考えた。
さて、帰り道。近所だからとルーシー・ブラックマンの現場を見に行きつつ、案の定、帰路には逗子から江ノ島にかけての渋滞で辟易。長い道のり、商売になるならないを問わず、いかに充実して過ごすかも一つの鍵になると思いました。
タグ:遠足 ネタ
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2012年06月08日

ブリとヒラマサの見分け方

201206_waramasa.JPG
ドーン!!

どちらが「ブリ」でどちらが「ヒラマサ」でしょうか?

見た目にもよく似たこの2種の魚。
同じブリ科に属する魚の中でも、色合いといい、形といい、特に似ています。
プロでも見間違えることがあるというこの2種類、もっとも単純に見分ける方法は、口角にあたる部分の形であると言われます。

目玉の下の部分、口角にあたる箇所が見た目にほぼ直角に曲がっている方が「ブリ(ワラサ)」で、丸く弧を描いている方が「ヒラマサ」と判別できます。

ヒラマサ 201206_hiramsa.JPG


ブリ(ワラサ)201206_warasa.JPG


他に見分ける方法としては、ヒラマサの体を縦に走る縞模様が黄色みが強く太いとか、ヒレが全体に黄色みを帯びるや胸ビレの形(若干上向き)、または腹ビレの位置(胸ビレ後端より後ろにズレる)などポイントは各所にあり、自信がない時はそれらを総合して判断することになる。

とはいえ、ある程度の経験を積んだ者ならば、魚市場に並ぶ際、選別の時にはいちいち比べてられないので、多くの場合一瞬の見た目で判断できるようになると思います。
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2010年09月08日

カマスの活け締め



全国的にも珍しい活魚のカマス(ヤマトカマス=ミズガマス)を活け締めにして販売する幻の流派が存在する。
「住みたい街No.1」に密かに伝承され受け継がれ、ファンを集めている地魚専門店がある。

洗練且つ熟練のその腕は、活きたカマスが自らの死を悟らぬうちに、捌かれ、食卓に並ぶという名人技を見せてくれる。
頭部に入れた包丁も鮮やかに、鮮血はほとばしり、尾部の入刀で一気に失血。さらに神経を破壊することで、死後硬直は極限まで延長戦。当然、延長料金はいりません。
最後にカマス自体の発する熱を抑えてやれば、身質は安定、鮮度は抜群。
活け締め絶対主義者なら恐悦至極で悶絶するであろう。

活け締めにされたカマスは、普通のカマスと数段異なる食感を見せてくれます。
淡泊な中にも閉じこめられた甘みと身の弾力が半端ではなく、今までにないカマスの味わい方を教えてくれます。
さあ、あなたも活きたカマスを手に入れたら是非やってみよう!
目から鱗、首から神経が落っこちること間違いなし!

お店の紹介はコチラ
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2010年08月17日

小田原 カサゴ図鑑

小田原魚市場 カサゴ図鑑




標 準 和 名
漁獲量味評価相 場

kasa03.jpgイズカサゴ
★★★★★★★★★

kasa01.jpgカサゴ
★★★★★★★★

kasa02.jpgオニカサゴ
★★★★★★★★

kasa04.jpgウッカリカサゴ
★★★★★★★★
 
kasa05.jpgユメカサゴ
★★★★★★

kasa08.jpgアヤメカサゴ
★★★★★

kasa06.jpgフサカサゴ
★★★★

kasa07.jpgヒオドシ
★★★★

kasa09.jpgアカカサゴ
★★

kasa10.jpgミノカサゴ
★★

kasa12.jpgサツマカサゴ
★★

kasa11.jpgヒレナガカサゴ

他に水揚げ実績があるのは「コクチフサカサゴ」、「イソカサゴ」、「セトミノカサゴ」など。

釣って良し、食べて良し、触ったら危険ということで、一般的に美味しいと言われる「カサゴ」の仲間ですが、それじゃあ一番美味い「カサゴ」はどれだ?一番高価な「カサゴ」はどれだ?一番危険な「カサゴ」はどれだ?という疑問についてですが、アバウトな評価を上の表で「★」の数で表してみました。

分類学的に言うと、フサカサゴ科の魚として各種「メバル」や「ソイ」、「アコウダイ」など多くの種類も含まなければならないのですが、基本的に小田原魚市場に水揚げされ、普通に漁師さんや魚屋さんから「カサゴ」と称される魚に限定いたしました。
こうして見ると多くの「カサゴ」の体色が赤いことに気がつきますね、光りのまともに届かない海の深場では、この赤が立派な保護色になるのです。

「カサゴ」の仲間は海底の底を這うように泳いだり、石の間にジッとしていたりと海の下層にいる魚ですので、水揚げの主となる形態は「定置網」よりは、「刺し網」や「一本釣り」となります。ただ夜行性ですので、夜間に海中を泳いだ「カサゴ」がたまたま「定置網」に入り込んで、獲れることもあります。
さらに特徴として貪欲な魚であり、餌さえ目の前に垂らせば必ず釣れる魚として、「釣り」の対象として人気があります。特に「ロックフィッシュ」と称される「根魚」の代表格で、岩場でのカサゴ釣りは、最も簡単な海釣りの一つとも言われます。

多くの「カサゴ」が冬から春にかけて旬を迎えますが、一年中水揚げされ、一年中人気のある魚です。利用は、刺身、煮付け、唐揚げ、そして鍋物など多様な料理に向いており、その上品な味から大変人気のある魚です。

一般的に「ヒラメ網」に掛かる「イズカサゴ」が最も美味しいとされ、人気があります。さらに鰭のトゲが太く、毒も強いため、かなり危険な魚として、漁師さんが常に警戒する魚でもあります。その為、一部の漁師さんが「イズカサゴ」を「オニカサゴ」と呼ぶ事の所以と考えられます。さらに釣りの対象としても専門の釣り船が出るほどで、網に掛かるよりも大型が釣れるとして人気があり、一般的には1キロを超えると大物とされます。

そして普通の「カサゴ」は、「オニカサゴ」と同等に販売され、「イセエビ」や「サザエ」獲りの網にも掛かることから、最も一般的であり、最も経済的に「カサゴ」の美味しさを楽しむことのできる魚と言えます。
「ウッカリカサゴ」や「ユメカサゴ」は、「アカムツ」や「オオメハタ(シロムツ・シロメダイ)」の外道として釣れる魚であり、普段は深場にいます。数は少ないですが、底堅い人気に支えられ、必ず一定以上の価格はする定番魚であると言えるでしょう。

その他は魚市場では少数派とされますが、やはり「カサゴ」として扱われる以上、それなりの評価を持って取り扱われます。

例外は「ミノカサゴ」で、他の「カサゴ」とは異なり遊泳する範囲が広いのか、唯一「定置網」にまとまることもある「カサゴ」と言えますが、ただ外見の派手さ(毒々しさ)とヒレの毒が嫌われるのが難点であり、ごく一部の人にのみ愛されるマニア向けの「カサゴ」でしかありません。身は水っぽいと言われ、主に唐揚げなどに利用されるようです。

H22.08.26 サツマカサゴ追加
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2010年06月03日

2010年6月 小田原アジ図鑑

小田原魚市場アジ図鑑2010



漁 場
値段

201006aji_a.jpgA漁場
★★★★★★★★

201006aji_b.jpgB漁場
★★★★

201006aji_c.jpgC漁場

201006aji_d.jpgD漁場
★★★★★★★★
 
201006aji_e.jpgE漁場
★★★★★★

201006aji_f.jpgF漁場
★★★★★★★★


相模湾各地の漁場から小田原魚市場へ水揚げされた「アジ」。
ここへ来て急激に水揚げを減らし、多くの方が危機感を持っているところへ来て、こりゃイカンということで今朝獲れた各漁場自慢の「アジ」を撮影致しました。

どの「アジ」が、どこの漁場の「アジ」だか貴方には判りますか?また、どれが脂が乗っていて旨い「アジ」だか判りますか?
これが判るようなら、「小田原アジ検定1級合格」。もう貴方は「小田原魚市場鮮魚買受人の免許皆伝」として、魚屋を開業しても立派に目利きとして商売を成功させることでしょう。

ちなみにサンプルは、次の漁場より拝借いたしました。
「米神漁場」、「二宮漁場」、「岩漁場」、「小田原沖釣り」、「小田原沖釣り(イケス内一泊)」、「平塚漁場」です。

どれがどれとは申しません(一部名札入りもあります)が、どれも特徴を持った魚となっております。本来なら、それぞれを食べ比べて、「アジの味」の評価もしたいところだったのですが、残念ながら水揚げ減少のため、その余裕無く、仕方なく「脳内おすそわけガム」を作動させ、伝わってきた味覚をシミュレート。・・・「なめらかな、舌ざわり。さわやかな歯ごたえ。」 シャクシャク 「すばらしいかおり。」 云々・・・。散々味わい尽くした結果、上の評価を下すに至りました。
この資料は、あくまでも個人的見解ですし、価格も本今朝のセリ値の相対評価でしかありませんので、眉唾の参考資料として一瞥して頂ければ充分の価値でしかありません。

「アジ」の善し悪しを識別するコツは、魚の色・ツヤ、腹周りの形、肉付きはもちろんの事、漁場によっては「黄アジ(根付きのアジ〜脂があると言われる)」が多いとか、「黒アジ(回遊性のアジ)〜細長く痩せた魚が多い」が時期によって多くなるなどの特徴を把握し、実際に獲れた魚を評価(漁獲の多いときは早くに水揚げした魚と、終わり頃に水揚げした魚では鮮度で大きく違う事とが多い。また、漁獲された魚の組成によっては、水揚げ時に傷が付いてしまったり、処理に時間がかかるなど鮮度的に問題が生じる)してからでないと、これは当たりの「アジ」だとか、外れの「アジ」といった結論は出せないと思います。
まさに一日一魚。その日に獲れた魚は、その日にしか拝めない魚であり、その評価はそれを食した者だけの出来る特権なのかも知れませんね。
posted by にゃー at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚市場豆知識・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月31日

小田原活魚 秋の魚篇



 冬、春、夏ときて、小田原地魚シリーズの最後を飾るのは、「秋季篇」となります。

 秋深くなる10月から12月。夏の海水温が徐々に下がり始めるとどこからか魚が集まり、春に次いで量、種類ともに獲れる時期とな る。
通常の「定置網」は、この時期「アジ」を筆頭にして、「サバ類」や「カマス類」、「ヒコイワシ(カタクチイワシ)」などが中心と なるが、他にも非常に多くの魚種が魚市場を賑わせる。

 「刺し網」漁は「イセエビ」が徐々に掛からなくなって終りを迎える頃、今度は狙いが「ヒラメ」に代わる。ただし「ヒラメ網」を始められるのが12月(小田原)からとなっており、それまで本格化とはならない。また、神奈川県のアワビ素潜り漁は11〜12月が禁漁であり、それにより直前の10月はアワビが多く集まる。

 夏から冬へと劇的に代わる季節の変わり目であるこの時期は、まさに二つの季節をまたぐ、多様な種類の魚が水揚げされ、最も華やか で、賑やかな季節であると言えるのでは無かろうか。
 それでは、活魚から見る「小田原魚市場で水揚げされる旬の地魚達」をご覧下さい。
posted by にゃー at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚市場豆知識・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

小田原活魚 夏の魚篇



小田原魚市場で地元(湘南〜伊豆)の定置網を中心とし、刺し網や釣りにより漁獲され、水揚げされる地魚、特に活魚を集めました。シリーズ第3弾、夏季篇(7月〜9月)です。

夏の暑い頃になると、夏枯れと言って定置網などにも魚が少なくなり、獲れるのも「小サバ」や「ソウダガツオ」類ばかりになってしまう時期があります。その為、活魚も激減するのですが、少ないだけあって活魚は貴重であり、高値が期待されます。特に「マゴチ」、「スズキ」といった夏に旬を迎える白身の魚は特に人気があります。
また、同様に旬が冬とされる「ヒラメ」や「カワハギ」なども、人気を集めます。他に「イサキ」や「メイチダイ」は夏の魚の定番とされ、「アジ」や「サバ」、「イナダ」も釣りを含めて、活魚で販売される機会が多い時期でもあります。

たこ壺による「マダコ」漁は夏が最盛期で、年によって変動はありますが、多いときには50〜80もの数で売りに出され、人気を集めます。刺し網による「イセエビ」漁は8月から再開され一気にピークを迎えます。同時に磯の魚が多く集まるのもこの時期の特徴です。
夏の終わり頃からは「ヘダイ」や「カンパチの子(ショウゴ)」などがまとまるようになり、9月の後半からは「イセエビ」シーズンの終焉と入れ替わるように定置網の「地魚」の種類と量が増えていきます。

使用BGMは、御存じ、メンデルスゾーン 真夏の夜の夢 作品61-9 「結婚行進曲」です。
posted by にゃー at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚市場豆知識・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

小田原活魚 春の魚篇



 4月〜6月中の小田原魚市場に集まる活魚の情報、春季篇です。地元の定置網を中心に刺し網や釣りにより漁獲された「地魚」ばかりが揃っております。
 春になると産卵で沿岸に寄ってくる(ノッコミ)魚が増え、「マダイ」や「チダイ」、「クロダイ」などのタイの仲間を中心に様々な種類が水揚げされます。刺し網の「ヒラメ」も最盛期を過ぎるものの、5月いっぱいまで漁が続き、「カレイ」や「カサゴ」など底物を中心に様々な魚が見られるのも特徴です。この時期、水も温み「イセエビ」の姿も徐々に出てきますが、6〜7月は産卵シーズンの為、禁漁となってしまいます。
 他に「サザエ」や「アワビ」も急増し、沿岸に寄ってくる「アオリイカ」や「スルメイカ」の子供である「ムギイカ」などもシーズンを迎えます。

 さらに海も夏模様になって来ると「スズキ」や「マゴチ」、「イナダ」、「アジ」、「サバ」などの魚が旬を迎え、活魚で購入し、鮮度保持のために活け締めにしようという人も増え、年々人気とともに価格も上昇しております。また、たこ壺を使用した「マダコ」漁は9月ごろまで本格的な時期が続き、定番商品として人気があります。

 とりあえず暦はもう8月になろうという時期まで来ておりますので、来年以降の参考資料のひとつとして活用いただければと思います。あくまでも参考ですけどね。

 使用BGMはJoplinの名曲「The Easy Winners」〜名画「Sting」のテーマ「The Entertainer」、冒頭のみ「Say Say Say」のPVから頂きました。
posted by にゃー at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚市場豆知識・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

遠足〜真鶴魚市場

20090708_manamina.jpg

20090708_manaelec.jpg
昨日は(株)小田原魚市場は休みでしたので、朝、おもむろに覚めた目をこすりつつ、車を走らせ真鶴へとやって来た。
休日に来たことはあったが、水揚げ〜セリのやっている時間に来たのは初めて。狭いながらも岸壁に二艘の船が接岸し、水揚げを行っている様は、慌ただしく、忙しく動き回る男の姿はどこも同じだ。

20090708_manakama.jpg今朝の水揚げのメインはやはり「サバ」。朝から風も強く、網が締められるか心配だったが、問題はなかったようだが、いかんせん魚は少ないようで、他には「アカカマス(真鶴ではアブラカマスと呼んでいた・・・私は是非、マナカマと呼びたいが)」や「シイラ」、「イナダ」などが目立ったいました。

20090708_manasaba.jpg水揚げ量自体は、小田原に比べれば少ないが、「サバ」の大きいところはなかなか丸々としていて、こちらにはないサイズのように見えた。また「メジナ」などは磯に近い真鶴ならではの水揚げであろう。それぞれの特色のある魚を見ながら、朝6:30からセリが始まった。

20090708_manamake.jpg水曜日と言うことでやはり魚屋さんも少ないようだが、テンポ良く売り進んでゆく。セリがはじまってすぐ気がついたのだが、ここ真鶴魚市場は買受人(魚屋さんなど)が少ないこともあり、買受人ごとに「番号」は割り当てられておらず、昔ながらの屋号と符牒で値決めをするやり方でセリを進めいていた。この様なやり方は地方などの魚市場のテレビ映像などでは見たことがあったが、ここ真鶴でやっていたとは、驚きであった。ユニバーサル化の進む、現代においては貴重な光景と言えるだろう。
なかなか他の魚市場のセリのやり方を目の当たりにする機会は少なく、興味深く見学した。とても参考になったし、取り入れるところは取り入れてみようと思った。
タグ:ネタ 遠足
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2009年06月27日

ハモっちゃいな!

20090627_hamo.jpg 今朝、江之浦の「江の安」定置で獲れた一本の「ハモ」。一本でも「ハモ」なわけだけれども、400グラムって最高のサイズ。湿気を含んだ空気を受けて、艶やかな魚体は金色の線を浮かび上がらせ、美しく弧を描いた。この「極上ハモ」がいくらになったか?・・・・

 7月の声が聞こえると関西人なら有無を言わさず食べたくなると言う盛りを迎える「ハモ」。
 あまり大きい魚は骨が太く、皮も厚くなり価値がガクンと落ちる。何たって500グラム凸凹くらいまでだって言うんだから極めつけ。こんなに若く華奢な「ハモ」にのみ魅力を感じる京の料理人をはじめとする日本人の味覚のなんと繊細な事か。「ウラジミール・ナボコフ」であったら日本人をして、彼らこそ「ハンバート」であると評したであろう。
200906_hamochina.jpg
そこで登場するのが大陸生まれの「ハモ」ちゃんだ。
現在、日本国内で流通する「活ハモ」のほとんどは輸入品であると言われ、テレビなどで取り上げられる瀬戸内海の一本釣りなどで漁獲されたものは、本当のごく一部で、京都の高級料亭などでのみ食すことが出来る貴重品となっている。
輸入先はほとんどが「中国」で、一部「韓国」である。品物の評価としては「韓国」の方が良いとされ、脂乗り、骨の柔らかさなどを含めて日本産よりも質が良いとする人もいるほどだ。
一方、こちらの中国産であるが、価格も手ごろ、サイズも1キロ未満と来れば良品の条件を揃えており、品質的にも全く遜色はない。活魚のままストレートに空輸で日本国内へ流通するため活きも良い。旬に国境は関係ない。有るのは魚の良し悪しだけ。
そんな「良ハモ」が、冒頭の「極上ハモ」の1/5の価格で手にはいるってんだから、アナタ。使うしかないでしょ!今こそ、夏。
夏木マリ・・・とはH.I.Sのキャッチコピー。
それなら「ハモリ倶楽部」でも作ろうかな?

このハモを使えばどうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめばハモはなし
踏み出せばその一匹が金になり
その一円が足しになる
迷わず使えよ 使えばわかるさ。

ありがとー!
posted by にゃー at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚市場豆知識・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月24日

マダイ・アオリイカ 好調

 現在、小田原周辺の「定置網」では、「マダイ」と「アオリイカ」が好調である。

200904_tai.jpg 天然の「マダイ」は「福浦」や「江之浦」の定置網に多く、3キロサイズから、500グラムくらいの小型まで、実にバラエティ豊か。のっこみのクライマックスを迎えて、まだ大型連休前までに増えそうである。相場も量の増加と共にお手頃価格になりつつあり、使いやすい中型サイズなら単価も張らずに春を満喫できます。
 透明感のある白身は艶やかで、潤いに満ち、上品な旨味にあふれている。虹色に煌めく刺身の断面からにじむ醤油と反発する脂とがほどよく混じり合えば、味覚の花はもう満開である。口の中は耽溺と陶酔で春咲小紅か赤道小町ドキッ!でFull Of Harmonyなのである。
 ということで、今の時期に「天然マダイ」を味わわないと言うことは、人生の喜びを一つ失うに等しいと言うことを忘れてはならない。

 「米神」や「石橋」の定置網では、むしろ「チダイ(ハナダイ)」の方が多く見られ、1キロに満たない小型の「チダイ」がまとまる姿が数多く目撃されている。「マダイ」に比べると単価的に安くなるが、これもこの時期を象徴する春らしい風景と言えるのである。200904_aori.jpg

 「アオリイカ」は「福浦」から伊豆方面にかけてジワジワと姿が見え始めた。産卵シーズンにはまだ少し早いが、これからますます沿岸に寄ってくる時期であるし、北上してくるだろう。
 こちらも2キロ超の大型から500グラム以下まで大小様々である。お客さんは小さめを好む人もいれば、肉厚の大型が絶対という人もおり、それぞれである。相場も一頃高めだったが、数が出てきて大分落ち着いてきた模様。身持ちも良く、量が多いときは冷凍保存も利く魚だけに、まとめ買いも視野に入れて、今後のメニューや取扱いの参考にしてみてはいかがだろうか?

 明日(25日)は「ぶらり途中下車の旅」をお忘れなく。日テレ系朝9:30〜放送です。小田原名物「アブラボーズ(オシツケ)」が紹介されますよ。
 最後に「アオリイカ」を釣ろうという人、今は「福浦」が濃いですよ。
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2009年03月30日

小田原活魚 冬の魚篇



 1月から3月までの冬期、地元の定置網・刺し網及び釣りなどの漁獲によって入荷した「地魚活魚」の情報です。年によって量の増減はありますが、概ね漁獲される魚種はカバーされていると考えられます。
 冬の「定置網」は基本的に魚が減り、水揚げもほとんど無い日もあるくらいです。そのお陰で丁寧に活魚を網からすくい上げることが出来、良質の活魚が入荷するのもこの時期の特徴と言えます。激減する「定置網」に対して、「刺し網」は「ヒラメ」を中心とした底モノの水揚げが最盛期を迎え、他にも「マトウダイ」や「アンコウ」、「ホウボウ」など時期を迎える高級魚が顔をそろえ、一年で最も賑やかな時期となります。

 とりあえず、もう明後日から4月。今年の「冬」は終ってしまいましたが、来年の定番や特売の参考資料として、メニューや食材の検討材料として、ご活用いただければ幸いに存じます。

 ちなみに、こっそりとBGMで使用したのは「スラムドッグ$ミリオネア」のサントラですが、本年度アカデミー受賞映画として来月公開予定で、フラッシュバックを多用した構成は賛否分かれますが、インド独特の雰囲気と時代背景、全篇通して満ちている人間愛と人生賛歌は観ていて気持ちよく、オススメできます。
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2008年12月24日

小田原名物ヌタウナギを食す

200812_kuikui.jpg 12月某日土曜日、通常勤務を終え、フルトヴェングラーの第九(1951年@バイロイト)を聞きながら都内へ、途中首都高の渋滞もあって演奏時間74分では残念ながらたどり着かず、2巡目に入るもそのまま某所にて映画鑑賞の後、ついに念願の「クイクイ@新大久保」へやって来た。時間は既に23:30を過ぎている。

 小田原魚市場で水揚げされる「ヌタウナギ」をネタにしてからというもの、ここまで常にサイト検索キーワードの上位にランクされ、直接魚市場に問い合わせてくる方も多く、あわせて漁協や漁師さんにも迷惑をかけてしまったと自戒しておりました。しかし、その魅惑的な存在感は否が応でも食味に対する興味をかき立て、もはや岸壁の七輪で素焼きにするだけでは物足りなくなってしまったのでした。

 駐車場に車を停め、歩くこと数分。「こんばんは〜」と店へ入る。「いらっさいマセ〜」と美形店員(男)の明るい声に安心するも、99%韓国人客の店内は、韓国のCATVらしき番組や有線が流れ、さながら釜山か明洞に来てしまったかのよう。この店では「ヌタウナギ」のことを「目黒鰻」と称し、なんたらかんたらと説明書きがある。とりあえず定番の「コムジャンオ炭火焼き」をオーダー。他に口直しの「タン塩」と「わかめスープ」も頼み、ドリンクは「酒」がNGなので「お茶」。怪訝な顔をしながらも、ティーバッグのお茶が出てきた。
 さて、注目の「コムジャンオ炭火焼き」だが、やはり美味い前に辛い。幸いにも「サンチュ」と「甘口味噌」が付いており、それらを組み合わせて食すと辛みは若干薄れ、完食することが出来た。味については、何しろ「ウナギ」が小さく、皮も剥かれているため、岸壁で焼いたときほどの噛み応えに乏しく、「ブリブリ」という程ではなかったが、「スルメイカ」のような弾力と、「コラーゲン物質」のプリプリ感は独特のものであると思う。不味くはないだろうが、何しろ唐辛子の味しかしない・・・というのが正直なところである。

 ついでに「コムジャンオホイル焼き」も味わいたかったが、なんでも「炭火焼き」より辛いので、アンタは無理だとのコト。思わず返す言葉に詰まってしまった。女性なら肌がスベスベに、男性なら「これ」だと右腕を上向きに折り曲げる姿には、何百回も説明しているんだろうなあと思わせる、まるで能舞台のような完成した「型」を感じさせた。ま、とりあえず、ここの店の「ヌタウナギ」は小田原産ではないだろうが、とにかく希有な魚を「味わってみたい」という人にはオススメできる。機会があったら是非、新大久保の「クイクイ」へ!
 ちなみに「クイクイ」とは「焼こ!焼こ!」という意味だそうだ。

 * 食べログ http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13038674/
 * Yahoo!グルメ http://gourmet.yahoo.co.jp/0007304357/
 * クーポン付紹介サイト http://www.cocofun.co.jp/list/sub_06.html
 * 他にYouTube関連動画もありました。


 参考→小田原港での「ヌタウナギ」水揚げの様子
タグ:グルメ 珍魚
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2008年11月24日

小田原魚市場資料

平成19年12月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

 順 位  魚 種 名 取 扱 量
1サ バ 類54トン
2マ ア ジ27トン
3ソーダ 類26トン
4ウルメイワシ23トン
5カ ワ ハ ギ5.2トン
6サ バ フ グ3.2トン

 12月からは、小田原で「刺し網」のヒラメ漁も始まりますが、まだまだ開始直後は少ない状態。年明けの本格化までは、量的にも少なめ。
 「定置網」では「小サバ」「アジ」が中心も、「カワハギ」や「サバフグ」、他には「スルメイカ」や「ヤマトカマス」「イワシ」などが続きます。さらに季節的には「イシダイ」や「ナマコ」といった高級魚介もグーンと水揚げを増やしてくる時期になります。

 月の後半は、クリスマスやらお正月やらのイベントを控え、特定の品物(ブリ、マダイなど)は動きます。しかし、多くの総菜向けの魚介の需要が激減するため、水産物の物流にある程度の偏りが発生します。年の終わりを締めくくる月でもあり、最後のまくりを決めようと魚市場としても、漁師さんも、力が入るのですが、魚の入りが悪いためになかなか上手くいきません。
 冬は「これ」という柱の魚に欠ける季節であり、商売もやりにくいのですが、天然魚と養殖魚を上手に使い分け、精一杯の集荷に努め、賑やかな魚市場を盛り上げていきたいと思います。

 ということで、年末も皆様のご利用を心よりお待ちしております。

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2008年10月22日

小田原魚市場資料

平成19年11月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

 順 位  魚 種 名 取 扱 量
1サ バ 類38トン
2マ ア ジ34トン
3ヤマトカマス25トン
4ウルメイワシ14トン
5イ ナ ダ13トン
6イ サ キ6トン

 上位6種類の顔ぶれは先月と変わりないものの、一部順番が変わっております。「サバ類」と「マアジ」が増え、「イナダ」「イサキ」が順位を下げました。また水揚げの総合計は、10月と比べると大きく数字を下げており、定置網漁の状況も徐々に冬らしい様相を呈してくることが窺われます。
 ただ、去年の「サバ類」というのは、ほとんどが「小サバ」でしたので、あくまでも漁獲量として一位であって、あまり一般販売向けには参考にはならないかも知れません。
 「マアジ」関連では「小アジ」が現在好調ですし、去年に引き続いて今年も「ヤマトカマス(ミズカマス)」が大漁ですので、これに拠れば来月もそこそこ獲れそうな気もしますね・・・。また「イナダ」も去年なみには獲れるんじゃないでしょうか。
 これ以下の順位になるとグンと量を減らし、「スルメイカ」や「カワハギ」「アカカマス(ネイラカマス)」が続いておりますが、この辺は微妙ですねえ。「カワハギ」や「ウスバハギ(シロウマ)」は多そうですが、その年の潮流や水温、気温、天候によって大きく左右されがちですし、今年は台風もほとんど来てない異常年ですから、なんとも予想しづらいです。

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2008年09月23日

小田原魚市場資料

平成19年10月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

 順 位  魚 種 名 取 扱 量
1イ サ キ118トン
2 サ  バ 82トン
3ヤマトカマス68トン
4イ ナ ダ46トン
5ウルメイワシ12トン
6マ ア ジ10トン

 昨年9月の主要魚種の総漁獲数量が144トンに対し、同年10月は348トン。実に2.4倍。秋も深くなるとグーンと水揚げが増えることが、この数字からも明らかになります。
 上位6傑に関しては、先月と顔ぶれは変わりませんが、多少の上下があり、中でも「イサキ」、「サバ類」の上昇が目立ちます。今年の9月はここまで、8月の「サバ・ブーム」が嘘だったかのように水揚げを減らしておりますので、10月に盛り返せるかどうか判断が分かれるところですが、そこそこは期待できると思います。

 「イサキ」に関しては、「小イサキ」も含めて相模湾〜伊豆に至る広範囲で漁獲されることからも、今年も大漁が予想され、この時期の重要な白身材料としての地位を確立するでしょう。
 「イナダ」などは大型化した個体が周期的に回遊してくることが期待され、一定量の水揚げはあるものと推察できますし、「ウルメイワシ」も同様。「マアジ」に関しては、今年は「小アジ」が主流であるところから、全体量としては昨年を上回る漁獲を期待しております。9月現在、個体の成長も続いており、魚も良い状態であることから、今後の単価的な伸びにも期待したいですね。

 また集計時に除外したため、表には記載されておりませんが、ヒラソウダやマルソウダなどの「ソーダ類」の水揚げは当然トップクラスになるものと予想されます。

 刺し網の「イセエビ」に関しては、昨年は9月から10月で半減(1.1トン→520キロ)しておりましたが、今年は全体量が多いことから、もう少し期待したいですね。それでも最近は漁獲が減ってきているので、天候とエビのご機嫌次第と言ったところでしょうか・・・?

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2008年08月24日

小田原魚市場資料

平成19年9月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

 順 位  魚 種 名 取 扱 量
1ヤマトカマス36トン
2 サ  バ 35トン
3イ ナ ダ32トン
4イ サ キ20トン
5マ ア ジ8.7トン
6ウルメイワシ3.6トン

 秋風が吹いてくると相模湾の魚種構成に変化が現れ、アジの漁獲に頼ってきた定置網が口物(くちもの)と呼ばれる様々な魚種の水揚げで稼ぐ時期になります。バラエティに富んだ水揚げは、さながら相模湾の地魚展示会で、細かく選別された魚のセリは競り人泣かせでもあります。
 またこの時期は台風や急汐の発生、またクラゲや牡蠣付着などの要因による網被害などが起きる事が多く、漁業者にとって頭を痛める時期であり、冬を前にして仕事の多い時期でもあります。
 さて、肝心の水揚げ内容ですが、昨年は記録的なヤマトカマス(小田原ではミズカマス)の漁獲により、堂々1位の水揚げ実績を記録しております。今年もカマスが多くなりそうな気配は8月からしておりますが、今年の場合、多くの魚種に関して例年より早めに獲れ始め、早くに消えていく傾向があり、あまりアテにし辛いかな?と訝る向きもあります。
 同じく2位のサバについても今年は7月頃から良い型のサバが揚がり始めておりましたが、今週になって水揚げは激減しておりました。このまま消えると言うことはないにしても、脂の乗ってきたサバだけに、魚市場に並んだ際には相当な人気を集めることが予想されます。「イナダ」に関しては、「ワカシ」からだんだん成長しており、順調な水揚げがありますので、来月もそこそこ期待できそうです。
 4位の「イサキ」は台風次第な所がある魚ですが、伊豆方面から大型サイズの入荷が期待されます。
 「マアジ」や「ウルメイワシ」は一定量の水揚げが期待されますが、小型が多い今年は、大きさの面で選別が難しいかも知れません。

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2008年07月21日

小田原魚市場資料

平成19年8月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

 順 位  魚 種 名 取 扱 量
1 サ  バ 79トン
2ウルメイワシ21トン
3マ ア ジ17トン
4イ ナ ダ15トン
5ヤマトカマス14トン
6ヒコイワシ4.5トン

どうやら7月とあまりメンバー的な変化に乏しい並びになったようですが、若干上下がありますね。また「ヤマトカマス(小田原ではミズカマス)」の名前が5位に登場しました。
「ヤマトカマス(ミズカマス)」は、昨年夏から秋にかけて記録的な漁獲を記録しており、今年はさすがにその反動で減っては来るだろうと見られておりますが、ことしもそろそろ「若いキュウリ」くらいの大きさ(分かりづら・・・)には育ってきており、ぼちぼちまとまり始めてきております。
とりあえず、今続いている「小サバ」の襲来が終わらないことには、いかんせん他の魚が定置網に入る余地が無いってことですから、もうしばらくの辛抱が必要なのか。終れば「イナダ」やら「イワシ」が姿を見せるとは思うのですが・・・。

ちなみにこの季節の常連メンバーであるソーダガツオ類の統計が、上表には含まれておりませんので、ご注意下さい。感覚的には10トン近くあってもおかしくないくらいの水揚げが予想されます。また「シイラ」や「トビウオ」の水揚げもそれぞれピークを迎えることが期待されます。

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2008年06月25日

小田原魚市場資料

平成19年7月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

 順 位  魚 種 名 取 扱 量
1 サ  バ 145トン
2マ ア ジ25トン
3イ ナ ダ14トン
4イ サ キ12トン
5ワ ラ サ4.7トン
6ウルメイワシ3.5トン

 3月ぐらいから6月の終わりにかけてのここ数ヶ月間、相模湾の「潮の様子」は大きく変化しているようだ。アジの姿の消えるのが早かったり、シラスが獲れていたと思ったらパッタリと止まったり、アオリイカが盛り上がることなく産卵シーズンを終えてしまったり、シイラやトビウオの見参が比較的早かったり、一時期見られたソーダ類がまた消えたり、これから本格化するサバが早くも大型中心に獲れてみたり・・・等々。まあ、毎年、毎日、獲れたり獲れなかったりと異なる水揚げに一喜一憂するのが海の仕事なわけですけれども、どうにも机の上の計算通りにはいかない事の多さを痛感いたします。

 さて来月の主要魚種のランクを見てみますと、すっかり夏の魚のオンパレードとなっているわけで、なんか今獲れている魚と顔ぶれがそう変わっていないようにも感じます。やっぱりコレを見ても、今年の海は季節を先取っている感がありますね。
 昨日、川奈から来たイナダは1.5〜2キロの良い型がまとまっていましたから、今後も期待できそうな魚と言えるでしょう。他には大型のイサキや、今年は各漁場で獲れているマイワシやアカカマス(ネイラカマス)等がお買い得と見られます。最近、日本海ではかなり大きめのマグロが揚っているらしいですけど、こっちでもなんか話題になる魚が獲れてはくれないものですかねえ。

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2008年05月21日

小田原魚市場資料

平成19年6月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

 順 位  魚 種 名 取 扱 量
1マアジ160トン
2サバ125トン
3ヒコイワシ48トン
4ワラサ8.0トン
5イサキ6.3トン
6スルメイカ5.8トン

 人の迷惑顧みず、やって来ました電線魚市場!
 今月もやって参りました小田原魚市場の「水産白書」こと、「月間水揚げ予報」也。
 以上の通り、来月も今月同様「アジ」と「サバ」がリードする魚市場となるだろうと思われます。なお、今年は台風の当たり年と思われ、それに伴い広く「イサキ」が豊富に獲れていることも注目です。来月も小田原から伊豆に掛けて「イサキ」の豊漁は確実に見込まれます。

 今年は4月から5月にかけて「マアジ」が各定置網で順調に水揚げされており、「小田原アジ」の面目躍如といったところ。しかも、今年は魚体が大きく、高鮮度でかなりの人気を集めており、さらに「入札」効果により平均価格は大きく上昇していると見られます。まさにブランド定着の証左と言ってもいいと思いますが、今後は「小田原アジ」だけでなく、多くの魚種にこの人気と効果が波及してゆき、ゆくゆくは「小田原ブランド」の地魚を求める需要増加による活気が「小田原」を中心とした県西域を元気にしてくれるだろうと期待しております。
 それでもまだまだ潜在的な需要に埋もれた安い魚が魚市場にはゴロゴロしておりますので、官民一体となった多角的な食育事業やPR活動が必要なのだろうと思われます。そう、魚市場はまだまだ未開の「宝の山」なんですから。

 今月は以上の魚種の他にも、「アカカマス(ネイラカマス)」や「イナダ」、このところちょっと減っている「生シラス」も復活が期待されます。
 また刺し網で掛かる「サザエ」や素潜りの「アワビ」なども本格化し、需要の増加とともに注目を集めることになるでしょう。
 ※「イセエビ漁」は6月〜7月いっぱい禁漁と定められております(神奈川県)。

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2008年04月23日

小田原魚市場資料

平成19年5月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

順位魚種名取扱量
1マアジ200トン
2ヒコイワシ59トン
3サバ52トン
4アオリイカ9トン
5スルメイカ6トン
6ワラサ4.2トン

 おっはー♪(って今言ってる人いない?)
 休市日のお楽しみ、小田原魚市場の「月間水揚げ予報」です。
 桜も終わり、アジが本格的に姿を見せ始めると、もう初夏ですね。港から見える箱根湯本の山々に生える新緑が眩しい時期になって参りました。大型連休を前にして水温も上昇しており、魚市場の熱気も日々上昇しております。
 来月の主役もやはり「小田原アジ」が不動ですが、女子ゴルフ界で数年前まで不動の絶対王政を敷いていた不動裕理も、近頃は若い力に押され気味の様。たまに上位に顔が見えると、「頑張ってるな〜」などと感心してしまう、とか言うと「不動党」に怒られそうだが、つまり不動の地位を築くって事は、それだけ難しいことなのである。しかも、それが水物と来れば尚更だろう。
 それでもやっぱり、小田原の定置網で「マアジ」が大漁になるのは、この時期の常識。「あたりまえ」なのです。そして、この時期が「マアジ」にとって、一番美味しく、一番お買い得で、一番多くの人に味わって貰える時期でしょう。同じく夏に向けて「ゴマサバ&マサバ」も急に増えてきます。あとは「アオリイカ」も産卵期になり沿岸に寄ってきます。群れで産卵するため、定置網に入ると大獲れすることもあり、その時はかなりお値打ちな相場になるでしょう。他に「アカカマス(ネイラカマス)」や「生シラス」は、今年は期待できそうで、これから水揚げも増えるでしょう。昨日あたり魚市場には「イサキ」や「ソーダガツオ」「トビウオ」など夏の魚も水揚げされてました。例年よりも早いような気もしますが、5月になれば徐々に増えてくるでしょうし、そうなると価格もお求めやすくなるのが市場原理というものです。

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魚市場野鳥倶楽部

本日は休市日ということで、小田原魚市場の野鳥最新動向をば。

iwa_2008.jpg 先々週ぐらいから徐々にイワツバメの姿が目撃されはじめ、近頃は港の廻りでドッグファイトをするかのように飛び回っております。巣作りに適した場所を探しているのか、魚市場の中に飛び込んでは出て行ったりを繰り返し、見るのも忙しいくらいです。同じくツバメも遅れて姿を見せ始めており、早いものはペアリングを済ませ、巣作りに励んでいるようです。
yurikamosummer.jpg また、同じ頃から顔面が夏羽に生え替わり黒くなったユリカモメも増えて参りました。そろそろ大陸に向けて飛び立つころでしょう。カモメと言えば、セグロカモメも同じく大陸に向けて出発の準備に忙しい時期になりました。魚が多くなるこの時期、漁船についてそぞろ飛び廻り、水揚げ時のおこぼれを頂いては体力を付けているカモメたちも、いよいよ出発のカウントダウンをし始めているのではないでしょうか?

(参考資料)魚市場野鳥の会
タグ:ネタ
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2008年03月20日

小田原魚市場資料

平成19年4月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

順位魚種名取扱量
1マアジ241トン
2ワラサ16トン
3ヒコイワシ12トン
4スルメイカ6.1トン
5ヒラマサ4トン
6ブリ2.8トン

 どーもー♪「月間水揚げ予報」です。
 いよいよ本格化して参りました「地アジ(小田原アジ)」の水揚げですが、来月はピークを迎えようとしております。平均単価的にも最もお求めやすい時期になりますし、サイズも上から下まで豊富にラインナップされますので、用途に応じて選べると思います。今年は今のところブリ(ワラサ)が少ないので、アジこそは昨年レベルの量はキープしていきたいと考えます。
 2位にランクされるワラサは、6位のブリと合わせると18トン強となり、かなりの水揚げとなりますが、いかんせん今年の漁模様では、どこまで期待できるか不透明な部分が多く、日々の水揚げ情報に注目が必要とされます。
 さらにスルメイカやヒラマサ、サワラなど春の魚も期待される中、ランク外では釣りの「地カツオ」が昨日初水揚げされました。まだ本数的には少ないですが、今後順調にいけば5月頃まで見込まれますので、ご利用をお勧めしたいと思います。また相模湾の「生シラス」も解禁されており、今後の漁次第では、夏にかけて安定した入荷が見込まれます。さらに、刺し網漁ではイセエビ漁が細々ではありますが始まりますので、それに掛かるサザエが急増するのもこの時期であります。需要期を前にして、価格も低いですので、お買い得になります。
 いずれにしても、今後暖かくなるにつれて魚種、量共に増える時期になりますので、定番モノから特殊モノまで様々な需要に応えあれると思いますので、日々の水揚げ情報にご注目いただくなり、魚市場の方へお越し頂くなりで、是非ともご利用頂けますよう、お願い申し上げます。

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2008年02月19日

小田原魚市場資料

平成19年3月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

順位魚種名取扱量
1ヒコイワシ52トン
2マアジ24トン
3ブリ9.3トン
4スルメイカ8.1トン
5活ヒラメ3.4トン
6(釣)カツオ3.1トン

 はい。来月の売込みに大変役に立つ「月間水揚げ予報」のコーナーです。
 来月の見込みとして期待の◎印を打つのは、やはり春の訪れと共に数を増し、本格化する「地アジ(小田原アジ)」です。今年は例年に比べ水温が高めに推移しているとも言われるので、早めの回遊が予想されます。また、昨夏にはジンダ(アジの子供)が大漁だったことから、相模湾周辺で1年魚の増加が期待されております。
 次いで、対抗馬的存在となるのは「ブリ(ワラサ)」でしょう。今年になって極散発的に数本の姿は見られましたが、何しろ数がまとまっておりません。北陸、紀州など全国的にブリの不漁が伝えられ、風向きは決して良くありませんが、伊豆方面からは、しばしば「ブリ到着」の便りも聞かれますので、伊東から先の漁場には大きな期待を持ちたいですね。いざとなったら魚市場に「黄色いハンカチ」をぶら下げて待つ覚悟は出来ております。
 大島周辺の釣りものの「カツオ」が姿を見せるのもこの頃です。今年の漁模様は未だ芳しくありませんが、積極的な集荷に努めるつもりです。他は先月と変わらないラインナップですが、活ヒラメも時期を外れてきて価格も崩れる時期であり、用途の拡大や量販店等の売込みもしやすくなります。御検討の程を!

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2008年02月11日

定置網位置情報

小田原魚市場関連定置網地図
「神奈川篇」


より大きな地図で (株)小田原魚市場関連定置網 を表示

地図上のバルーンをクリックいたしますと各定置網の衛星写真がご覧になれます。また、拡大地図にもリンクしております。
地図下の「大きな地図で見る」をクリックすると画面一杯に地図がご覧になれますので、ゆっくり見たい方はそちらがオススメです。
※位置等誤りがあった際は速やかにお知らせ下さい。訂正いたします。

---------------------------------
凡例
mb.jpg(株)小田原魚市場
rb.jpg定番定置網・漁場

米神定置網 大漁丸
石橋定置網 大漁丸
岩漁場定置網 岩丸
江の安定置網 日渉丸
原辰定置網  辰清丸
福浦定置網
二宮漁場 五ツ浦丸
湘南定置

bb.jpg非定番定置網・漁場

川長三晃漁場
平塚市漁協
真鶴漁協(真鶴沖網)
真鶴 新兵衛丸

pb.jpg廃業定置網・漁場

旧 小八幡漁場


追伸:気がつきましたでしょうか?「衛星写真」のモードにして見ますと色々なモノが見られます。中でも「江の安定置」の右下に飛行機が写っているのが面白いですね。
ちなみにこれは、羽田発大阪(伊丹)行き全日空ボーイング777。
椿ライン脇にある航空路監視レーダー上を目指して、横須賀VOR/DME(HYE)〜浜松VOR/DME(LHE)のエンルート上(7000ft.)を飛行していると思われます。
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2008年01月28日

魚市場野鳥の会

本日、小田原魚市場は、臨時休市日となっております。
と、いうことで、魚じゃないけど

小田原魚市場(早川港)野鳥図鑑

kamome.jpg セグロカモメ
最も港に似合い、普通に見かける鳥。冬鳥なので、冬になると北方から飛来し、越冬する。「カモメの水兵さん」のような可愛いイメージはほど遠く、餌を激しく取り合う姿は、猛禽類顔負けである。
yurikamome.jpg ユリカモメ
こちらは上のカモメより二回りほど小さく、仕草も小鳥の様。カモメと比較すると大変好印象。しかし餌に関しては貪欲で、小回りの効く体を利用して、時に市場内を飛び、餌を奪っていく狡っ辛い鳥である。
karasu.jpg ハシブトガラス
全国津々浦々、どこにでも普通に見られるカラスである。夏場は港のトップとして君臨するが、冬になるとカモメとの激しい縄張り争いを繰り広げる。その激戦は、時に”白鵬 対 朝青龍戦”に例えられる。
hato.jpg ドバト
いまや世界中にいるドバト。”平和の象徴”なんて誰が言ったのでしょうか?ハトは蔓延しても、世界中に争いの種は一向に絶える気配がありません。しかし港の中では典型的な日和見主義的穏健派。
umiu.jpg ウミウ
最近、地味ではあるが活動の拠点を拡大しつつある。潜水を主とした隠密行動に長けており、カモメやカモらが水面で休んでいるところをゲリラ的に脅かす事を趣味としている。
tombi.jpg トビ
夜が明け、上昇気流が発生すると箱根の山から飛来し、上空数百メートルを旋回する。遠巻きに港を監視している姿は、まるで「ガードマン」か「野次馬」か。
sekirei.jpg ハクセキレイ
ちょこまかと港を歩く姿で皆に愛される小鳥。抗争から逃げるように生活する”一般小市民的小鳥”。
XB-70 Valkyrie.jpg シラサギ
朝方になると早川から飛んできて、休憩している姿を見かける。”チンピラ的風来坊”の様な存在。
isohiyo.jpg イソヒヨドリ
赤い腹と青い羽のコントラストが特徴の港の歌姫。”さえずり”の美しさは港に集まる野鳥の中では一番だろう。しかし、派手さとは裏腹に影の部分も併せ持ち、例えるならば”場末のキャバレー勤めの歌姫”という感じ。
XB-70 Valkyrie.jpg カワセミ
普段は早川周辺にいるが、気まぐれに港に現れる。小さな体と綺麗な羽が印象的で、この鳥を見たときは幸せな気持ちになれる”港のトリックスター”である。
aosagi.jpg アオサギ
時々、港の突堤にぽつねんと突っ立ている姿を見かける。一体、どこから現れてどこへ飛んでいくのか確認した者はいないが、その仙人的風貌から”港の長老”と呼ばれる。
kinnkurohajiro.jpg キンクロハジロ
酒匂川河口に群生している姿を見かける渡り鳥。この港にいるのはその群れからはぐれたか、共同生活に嫌気が差したのだろう。
XB-70 Valkyrie.jpg ツバメ
初夏、港に巣を作り、秋には子育てをして去っていく渡り鳥。カモメのいない時期に飛来し、カラスはツバメのスピードには追いつかないため、平和的に共存している。まさに一戸建てを持つ”港のセレブ”である。
iwatubame.jpg イワツバメ(の巣)
ツバメと同時期にやってきて営巣するが、ツバメが人家の近くに巣を作るのに対して、イワツバメは人気の少ないところを好むようである。
XB-70 Valkyrie.jpg ハクチョウ
数年前、迷って港に飛来、しばらく居着いていた(新聞記事にもなった)。半年ほどいたと思うが、いつの間にか姿は消えていた…。あとニワトリとスズメがいれば、白発中(ハク・ハツ・チュン)で大三元だったのにとは、麻雀好きの弁。
goisagi.jpg ゴイサギ
とある朝、港に迷い込んでいた事がある。鳥目のためか、明るくなるまでジッとしていたが、しばらくすると港の外へ飛んでいってしまった。2011年夏、このごろ一羽が岸壁に居着いている。前のが帰ってきたのだろうか?
heli.jpg ヘリコプター
(スマイルマーク付き)
新聞社、テレビ局、自衛隊、米軍、いろんなのが飛んできます。
sakidori.jpg 先取り
市場内でセリ前にセリ対象の品物を手に入れること。セリを通さないので、基本的に価格は当日の相場最高値を目安に付けることになる。
sekitori.jpg 関取
市場に比較的多く見られるメタボ予備軍的存在。
keiri.jpg 借金取り
朝になると集金の為に場内を忙しく歩き回る姿を見かけるが、詳しい生態は知られていない。というか、むしろみんな関わりたがらないというのが本音のようである。
タグ:ネタ
posted by にゃー at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚市場豆知識・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月23日

小田原魚市場資料

平成19年2月度
小田原魚市場近海課
水揚げ・取扱い実績

順位魚種名取扱量
1ヒコイワシ19トン
2サバ類5トン
3マアジ4トン
4ウルメイワシ2.5トン
5活ヒラメ2.5トン
6スルメイカ1.8トン

昨年2月の小田原魚市場近海課での取扱い実績上位6傑であります。相模湾各地(小田原含む)から水揚げされ、小田原魚市場を経由した数字になります。まあ、今年も概ね同じような格好になると考えられます。ご参考にご活用下さい。

冬枯れの2月。文字通りこれと言って目玉になる魚の水揚げは少ないです。しかし、どの魚も通年を通して小田原魚市場を賑わしてくれる貴重なレギュラーたちですので、このクリーンナップをどうぞよろしくお願いいたします。

1〜3番は強烈な水揚げ量を誇るまさに小田原の「スーパーカートリオ」ならぬ、「スーパー御用達の魚トリオ」であります。そして4番が近年実績上昇中のウルメイワシ。青魚が続いた5番は、冬の強打者・ヒラメであります。寒ビラメも最高潮に達し、相場も水揚げも最も盛り上がる時期であります。今年は低調な水揚げですが、なんたって質で勝負!さらに続くのは、赤丸急上昇中の今年の有望株・スルメイカ!爆獲れした1月の記憶も新しいですが、2月もスルメ・ブームの再来があるか?楽しみです。

今日は氷雨。休市日でよかったなぁとホッとしつつも、まだまだ冬は長いなと実感します。それから忘れずに言っておきますが、来週の月曜日(1/28)は、小田原魚市場「だけ」お休みとなっております。築地魚市場等の中央の魚市場は通常営業となっておりますので、出荷業者他の皆さんはお気を付け下さい。

参考:「本日は休市日です」

posted by にゃー at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚市場豆知識・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月12日

取扱高ベスト5

bP
best01.jpg
マアジ

bQ
best02.jpg
スルメ

bR
best03.jpg
キンメ

bS
best04.jpg
サンマ

bT
best05.jpg
マサバ


註)一応公式なデータらしいですけど、昨年の取扱高等の詳しい数字など根拠になるものを私は持っておりません。よって、このデータがどこまで信用できるかは、ごらんの方々にお任せいたします(汗)。
posted by にゃー at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚市場豆知識・資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする