2017年03月17日

突然変異?タカアシガニ

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堂々と水槽に鎮座する「タカアシガニ」。迫力絶大である。

威風堂々。まるで違和感はない・・・、ん?


心霊写真じゃないよね、これ?
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そう思われても仕方ないが、ご覧の通り、爪が三つ。

ダブルピースは聞いたことあったが、トリプルピースとは目立ちたがりも良いところだ。
しかも、アヘ顔トリプルピースともなれば、何をか言わんやである。

まるで鹿の角のように分岐した形は異様ではあるが、実用性もありそうである。左手で何かを食べようとしながら、さらに両手で食べ物を切り分けることが出来るし、買い物し過ぎて両手がふさがったときでも、車の扉を開けることが出来る。さらに競りに参加する時も、三つまで手やりで価格を提示することが出来るし、じゃんけんをしても三種類すべてを出せる点から言って、ほぼ無敵状態となる(カニの爪にグーチョキパーの区別が出来るか不明だが)。
折角ならもう少し太くしてから頂きたい物だが、三人でシェアするとしても平等に分けられるカニとして人気が集まりそうだ。
「高足蟹」ならぬ「過多足蟹」と言えるだろう。

とはいっても、脚の再生能力の高い甲殻類では割と良くあることで、過去にもロブスターアカザエビで報告がある。
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おそらくは何らかの拍子に傷ついた部分から、新しい爪が再生されてしまい、このような形になってしまったのではないだろうか?

年度末、猫の手も借りたいほどに忙しい諸氏は、この際、カニの手でも借りてみたらいかがだろう。
役に立った後は、スタッフで美味しく頂くことが出来る優れものとなるだろう。
posted by にゃー at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月06日

シロブチハタ

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白ブチ?黒い斑点しか見えないが・・


フムフム・・どうやら背びれに大きな白いブチがあるようです。

ハタの仲間にはこうしたブチ模様の魚が多く、見分けはいつも難しい。

この魚は八丈島だか、式根島から来ました。
滅多に来ないのですが、夏から秋にかけて入荷しておりました。

ん?何?あまり美味しそうに見えない?

それ、言わないであげてー
posted by にゃー at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤマブキハタ

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この魚らしからぬ蛍光色


世に言う「弘法も筆の誤り」か、神様も色の選択に間違われる事があるのですね。

しかし、この派手な「ハタ」が喋るとすれば声の出演は「向井真理子」だろうな。

滅多に魚市場に並ばない魚ですが、小田原には唯一「小笠原」から入荷する。

この魚が並ぶ時、売り場はあざやかな花畑に変わる。
posted by にゃー at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オオスジハタ

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コモンハタ」と思ったら筋違いでした


魚体に現れた点を線で結ぶと見えてくる太い筋。
北斗七星になったという人。線の結び方を間違えています。

種類の多いハタ科の魚の中でも稀種らしいですが、基本的には美味評価の高級種だとか。
比較的大型になる種でもあり、3キロくらいではまだまだ子どもというサイズ。

さすが、国府津の珍魚専門深海刺網漁師「和田丸」水揚げの魚ですね。
posted by にゃー at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月30日

グソクムシの一種

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国府津沖で獲れた「活アンコウ」の肌に寄生していた謎の虫

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普段、「キアンコウ」に寄生しているのは「メナガグソクムシ」だが・・


コイツは明らかに目が繋がっていない。

何者か?なんか?
「オオグソクムシ」のマンカ幼生か?
脚を見れば良いのか・・・6対。

違う気がする。気がしてならない。
大きさは3センチくらいでほぼ同じだが、色あいはピンク色に近い「メナガ〜」よりはオレンジ色に近く、「オオグソクムシ」に近い色合い。

ただ、この手の小型の「グソクムシ」の仲間は世界各地での報告があり、どれがどれとすぐには言えないので、種の同定は現状無理。
とりあえず、餌をやって大きくしてみますね♪
posted by にゃー at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メナガグソクムシ

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どうかひとつ長い目で見てやって下さい


この虫を称して多くの人は「天才バカボン」に出てくる「おまわりさん」を引き合いに出すのだが、どうしても私は、現日本喜劇人協会会長「小松政夫氏」のギャグを思わずにはいられないのだ。「TOM★CAT」知ってる人はいるのかなあ。

20160322_mng03.JPG沿岸の刺し網漁で獲れる「キアンコウ」の約2%に付着(寄生)する「グソクムシ」の仲間です。
体長はわずかに3センチ前後ですから、気付かないことも多いのですが、多くが大きめの「アンコウ」の胸びれ周辺に着いていることから、注意していれば見つけることが出来ます。

20160322_mng02.JPG寄生するライフスタイルを基調としていることから、やはり脚には爪があり、一旦宿主から離れると一目散に泳ぎだして、次の宿主を求め、グルグルと泳ぎ回ります。
その俊敏に泳ぐ姿は、グソクムシ界の大御所「オオグソクムシ」とはまるで異なる動きを示しますが、

分類上、等脚目-ウオノエ亜目-と続いて・・・
「オオグソクムシ」は スナホリムシ上科-スナホリムシ科。
「メナガグソクムシ」は ウオノエ上科-グソクムシ科-グソクムシ属。
ちなみに「タイノエ」は ウオノエ上科-ウオノエ科-ヒゲブトウオノエ属。

というように、大まかな種類は同じとは言え、異なる科に属するまったくの別種ということになり、その生活様式も寄生であったり、単独生活をするものであったりと、様々なのである。
こちらは活発に遊泳はするが、いくら泳いでも宿主が見つからないと言うときは、あきらめて、砂に潜り、一旦休むこともあるらしい。
posted by にゃー at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイノエ

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ぺろっと出てくる謎の白い物体


アカムツノエ」は以前に紹介いたしましたが、同じ「ウオノエ」の仲間でも「マダイ」などに寄生する種類が、この「たいのえ」 です。

「アカムツノエ」に比べ背中が扁平で、口から摂取した獲物の溜飲を平滑にする工夫が成されています。

201612_tainoa2.JPG「ウオノエ」らしく各脚には鋭いかぎ爪が備わっており、「マダイ」の口内のど真ん中にがっしりとポジションをキープします。まさに「マダイ」の中の「川島永嗣」。

放り込まれるあらゆるシュートを逃しません。
「マダイ」にとって頼もしいのか、厄介者なのか。

ま、歓迎はしていないでしょうけど。

自分の口にこんなのがいたら・・・と思うと、ゾッとしますね。
posted by にゃー at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

ケアシガニ

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足の毛を剃る男なんかになりたくない


201609_keashigani03.JPGあまりの毛の多さに思わず「高安」の背中か!と突っ込みたくなるほどですが、これは「ケアシガニ」という立派なカニ。一見すると「ノコギリガニ」ですが、ビッシリと生えた剛毛で区別できます。
それほど大きくないカニで、やはり沿岸のイセエビ漁の刺し網に掛かります。

こうしてみると結構、近海にもいろいろなカニが生息しているんだなと思いますね。

また機会があれば紹介いたします。
posted by にゃー at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カイカムリ

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これを聞いて「田中邦衛」を思い出すアナタは同世代


80年代前半、カローラを卒業したお父さんは選んだものでした。
って、それ「TOYOTA カムリ」。

コイツは近くに貝の殻やら、ウニのかけらやら、薄っぺらくても、凸凹でも、何か引っかかるところがあると後ろ足で引っかけて甲羅を庇うように被ることから、名付けられたカニ。
カワカブリではなく、「貝被り(カイカムリ)」です。

「ゴック」のような見た目ですが、爪先のピンクのマニキュアが結構おしゃれ。
posted by にゃー at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コシマガニ

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小島蟹。コジマじゃないところが、こだわり。


きっとはまとまって獲れたのだろう。

小島のように高く積み上げて、一山いくらで売られていたに違いない。

あまり綺麗なカニじゃないし、その扱いもさもありなん。

カニの話をすると、いつも味が気になるが、そういう扱いを受けると言うことは・・・。
お察しの通りだろう。

こちらも真鶴近くの刺し網に「エンコウガニ」や「アカイシガニ」に混じって掛かったと言うことです。
posted by にゃー at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ケセンガニ

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解せん。なにがケセンなのか?


気仙沼ちゃんか?
気仙蟹なのか?

よく分からないまま検索すると、よく食べられる「ズワイガニ」は「ケセンガニ科」なのだとか。

そう言われてみると「ズワイガニ」の形に似てるような、似ていないような。
味も似ているのなら嬉しいが、味わうことなく売られていきました。

真鶴近くの沿岸の刺し網に掛かりました。
posted by にゃー at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サガミアカザエビ

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エビの中でも最も美味しいと評判のアカザエビです


相模湾は駿河湾のお隣で、しかも同じ日本三大深湾ですから、いないはずは無いと思っていたアナタ。

アナタは正しい。

ただし、その数はヤバいくらいに減っている。

その姿が見られればラッキー、万が一、その味が味わえたら奇跡。

そして、漁獲の回復を願うみんなの願いは本気。
posted by にゃー at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヒラアシクモガニ

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カニだ、カニだ、カニでっせ〜


しかし、手のひらサイズのこのカニ。見たこと無い。
よくまあ刺網に掛かったな。

国府津の深場の刺網に掛かったとのことで、深いところに生息するカニのようです。

見た目の通り昆虫のクモの様に手(足)が長く、胴体が小さい作りをしており、この仲間はクモガニと呼ばれている。そして、その名の通り足回りが平たくなっており、構造上、砂に潜りやすくなっているらしい。

あまり捕れるカニではないようだが、私の経験上、カニはカニの味がするので、きっとコイツもカニの味がすると思います(適当)。
posted by にゃー at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アサヒガニ

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アサヒはやっぱりアカかった


といっても、茹で上がった姿ではございません。

活きていながら真っ赤か。そして真ん丸な体で、まさに太陽。旭日であります。

旭日旗といって思い出すのは、朝日新聞の社旗。
ということは、このカニは朝日新聞社の社蟹と言うことになるのでしょうか。

丸い身の中にはぎっしりと身肉がつまり、美味しいカニとして知られておりますが、獲れる量は決して多くはありません。
小田原から西の磯や沿岸で行われるイセエビ狙いの刺し網に年間、数匹掛かる程度で、幻のカニと言っても言い過ぎではありません。

味の良さから、値も良く、相模湾では珍重されるカニの筆頭とも言える存在です。
運良く手に入れることが出来たら、是非、食べてみたいカニですね。
posted by にゃー at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特大アカヤガラ

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で、でかい。・・が、まるで大きさが伝わらない。


20170128_yanokuti.JPG長さで軽く1.5メートルを超え、太さで大人の二の腕並。口の大きさだけ見てもペットボトルが入りそう。
今まで獲れた「ヤガラ」の中でも、別格の大きさ。おそらく最大レベルでしょう。この手の魚は経験上、大きさに比例して食味も上がると思ってますので、きっと美味しいはず。

201701_masanosuke.jpg寿司にするったって、一体、何人分の握りが出来るのでしょうか?
このままぶつ切りにして丸かぶりすれば、ヤガラ100%の恵方巻きになりそうですが。
(c)まさのすけ
posted by にゃー at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

キダイ

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「レンコダイ」の名の方が通りが良い魚


文字通り「タイ」の仲間で、美しい桃色に鮮やかな黄色が目立つ魚。漢字で書けば「黄鯛」となり、実にわかりやすい。

「マダイ」に比べ南方に分布し、深場に生息しているようだ。

相模湾では、たまに「タイ」や「アマダイ」の外道として釣れるようですが、出現頻度は低い魚です。

祝いの場には、その昔、この魚の焼き鯛が良く出ました。
稀代のワルとはかつての「梅宮辰夫」の名言でした。
勢いに任せて出た言葉とは言え、その珍奇、そ
のレアさを表現しました。ワルとはまるで対照的で雲泥万
里の存在とも言うべきこの「キダイ」ですが、
初めてこんな大きいサイズを見ることが出来ました。
優れた食味と美しい色合い、まさに「マダイ」にも
勝るとも劣らない慶賀の佇まいを備えております。

めでたい日にふさわしい魚が釣れました。
posted by にゃー at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ショウサイフグ

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詳細は以下・・


漢字で「潮際河豚」。潮目にいるからなのか、波打ち際にいるからなのか、この名前が付いたそうです。
挙げ句、訛って「ショウサイ」になったのか。

最高級の「トラフグ」に比べると値段的にお値打ち感のある廉価版フグですが、やはり「フグ」は「フグ」だけあって、食味も上等にランクされ、多くの人が焦がれる冬の味覚となっております。
冬になると東京湾や房総沖では専門の釣り船が出て、近場で良い釣りが出来ると太公望が腕を鳴らす評判のターゲットとなっております。

残念ながら小田原では、専門に狙う釣り船はありませんが、相模湾にも多数生息している魚ですので、外道として掛かる可能性は充分にあります。
身肉や白子は食用可とされておりますが、内臓や卵巣、皮は有毒部位とされ、食用を禁止されていますので、万が一、釣れた場合や料理する際は、知識のある有資格者に捌いてもらうことが絶対です。
posted by にゃー at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

センニンフグ

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100人乗っても大丈夫、1000人食べたら大変(らしい)


201604_1000ff.jpg1メートルくらいにまでなる大型「フグ」のため、定置網などに入ると見た目のインパクトから、よく漁師さんがこれ「売れる?」と訊いてきたり、競り場に並んでいたりするのですが、さすがに身肉にも毒のある販売禁止魚とされていては、売る事は不可能。結果、廃棄する事になります。

名前の由来は、1000人を殺すだけの猛毒だとか、姿形が修行を重ねた仙人のようだとか言われていますが、試した事はないので分かりません。

この猛毒フグは、出現頻度としては結構高いので、皆さんも釣ったり拾ったりしても、決して食べないようにご注意下さい。
posted by にゃー at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月19日

ヨリトフグ

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カーキ色のお茶目なケロロ軍曹


軽量級で可愛い顔していますが、深場の釣りをやっていると、時として外道として釣れるそうで、その際に興奮してあばれるだけならともかく、水を飲んでどんどんと膨らんで、パンパンで重量級になって揚がってくる厄介者らしいです。おそらくは、その際に糸をグルグルに撚りながら揚がってくる為、「撚り糸」の「フグ」、略して「ヨリトフグ」となったと考えられます。

ただし、この辺の多くの釣船漁師たちは、別名の「ミズフグ」と呼びます。

一般的に毒性はないと考えられているが、一部有毒な個体も発見されていることから、料理や食Mについて語ることはタブーとされている。

当然ながら、有資格者であっても、取り扱いは慎重を要する種とされる。
posted by にゃー at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヒガンフグ

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お彼岸は、まだまだ先ですが


「ヒガンフグ」はお彼岸頃が旬という訳ではなく、食べれば即、お彼岸の国(あの世)へ行く事ができる(=死)程の毒を持つ「フグ」ということを意味しているらしい。同じ意味から「ナゴヤフグ」の名でも流通する「フグ」の一種でもある。「ナゴヤ(名古屋)」、つまり「尾張国」。「おわり」=「終わり」=「死」という言葉遊びである。

とはいえ、知る人ぞ知る、ウマし「フグ」でもあるらしく、「トラフグ」に次ぐ高級フグとして評価する人もいます。

眼が赤い事から「アカメフグ」の名でも流通しており、それが原因で※中毒事故が起きた事もあり、取り扱いは当然、有資格者のみに許されたものとなります。

※標準和名「アカメフグ」は、肉と精巣(白子)が無毒として食用が許可されているが、「ヒガンフグ」の精巣(白子)は有毒部位として食用が禁止されていることから、「アカメフグ」の誤認による白子供用によって事故が発生したことがあるらしい。同じく三陸地方で漁獲される「ヒガンフグ」は毒性が強い事が知られており、利用が禁止されている。こわい話じゃのう。
posted by にゃー at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

イトマキフグ

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体の骨格が六角形で、糸巻きに見えるぞ


手のひらサイズの黄緑色が目新しく、全身硬い骨格に覆われており、体側に数本の太い棘が生えております。

相模湾以南に分布するとされており、体の特徴や泳ぎ方などから「ハコフグ」の仲間と考えられますが、何しろ100メートルを超える深海に生息しており、漁獲回数が少なく、見かけるチャンスはそうそうありません。

「フグ」の講習会にも登場しないレア種ですから見掛けることも、食べることも無いと思いますが、あくまでも観賞用として愛でることをご推奨いたします。
posted by にゃー at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イシガキフグ

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ドドンと迫力のあるボディーに、細かく並ぶ短いトゲ


「ハリセンボン」の近縁「イシガキフグ」で御座います。

刺網に掛かって、少々ご機嫌ナナメ。

201701_gakki2.jpgしばらくツンツンしていると、パンパンに膨らみました。
これでも短いトゲが突っ張って、結構痛い。

しかし、バレーボール大の存在感に、思わずドリブルしたくなる形。しかし、突いた瞬間、手が穴だらけになるのは目に見えており、今回は遠慮いたしました。

一方、流通の方はと言うと、身肉=無毒、皮=無毒、精巣=無毒、とされており、有資格者なら取り扱い可能と言う事でしたが、小田原ではチャレンジャーはおりませんでした。
posted by にゃー at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソコハリゴチ

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底にぺったり、張り付く「コチ」


で、「ソコハリゴチ」。

深海性の「コチ」の仲間は、以前漁獲された「アカゴチ」同様、赤い魚が何種類か知られておりますが、この魚は赤褐色という程度、体の横側には黄色い棘が並んで生えており、クリクリお目々の可愛い顔をしているが、意外と厳つい体つきだ。

国府津沖の刺網(和田丸)の水揚げで、今朝獲れました。元気に水槽で泳いでおりますが、大きな頭部の割に細い体を持っており、食べる所が少ない、というよりは遊泳余力が残っているか心配。

以前に一尾、ボロボロの状態で獲れた記録がある(今回と同じく国府津沖)が、分布は主に南日本と言われており、相模湾では珍しい部類か。
おそらく駿河湾から海の深い部分を伝って、相模トラフから昇ってきたものと思われる。
posted by にゃー at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

アカメフグ

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赤い眼だからって寝不足じゃありません


そのままズバリ「アカメフグ」と言われる「フグ」で、全身まるでヌードかと見まごう肌色が特徴。
活魚で見かけると、まるで生まれたての「パンダ」の赤ちゃんのよう。

ちなみに市場で「アカメフグ」と呼ばれる魚は、他にもいまして、そちらは正式名称を「ヒガンフグ」と申します。
こちらは赤い目だけが共通で、模様やら肌の色などはまるで異なり、すぐに区別は出来ます。

今度、見かけたら報告いたします。
posted by にゃー at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハコフグ

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模様を見て大戦略を思い出すアナタは、ボードゲーム・マニア


毒の無い「フグ」として有名な「ハコフグ」ですが、実は外側の粘液に毒がある事はあまり知られておりません。「パフトキシン」という毒で、刺激やストレスによって粘液として体の表面に出てきます。
この毒は水溶性で、一緒に泳いでいる魚などに影響を及ぼし、死に至らせる事があります。
ただし人体には影響はありませんので、ご安心を。

とはいえ、近年「テトロドトキシン」という猛毒は持たないというだけで、代わりに体内に「パリトキシン」という猛毒を持つ可能性がある事が知られており、被害報告も九州や四国方面を中心にあると言う事で、やはり他の「フグ」同様に取り扱いの注意が必要とされております。

関東での被害は今のところ無いようですが、毒を持つ可能性が0で無い以上、取り扱いは有資格者(ふぐ包丁師)のみに許された魚である事に間違いありません。
posted by にゃー at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サザナミフグ

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松本清張の名作「点と線」を思わせる怪しい存在感


コンプライアンス重視の世の中、社会の巨悪と言われる腐敗や汚職から逃れられないのも悲しいかな人の性。
必要悪と人は言うけれど、どれだけ上手く社会が回っていたかを思えば、全否定もし難いか。

とはいえ、悪は悪。

毒魚は毒魚。

珍しい魚だからって、面白い魚だからって無下に売る訳にも参りません。
取り扱いには慎重を要します。

魚市場では厚生労働省の決まりに則り、適切に処理をしております。

一般の方は、釣りなどにより自然状態で「フグ」と出会ったら、まずは素人判断で料理や処理を行わず、廃棄や焼却をオススメいたします。
posted by にゃー at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月16日

エソダマシ


「あ、オレオレ・・」

「え?だれ?」

「俺だよ、俺。」

「え?君の名は?」

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年末が近づくと増える振り込め詐欺


「だまされないぞ」の意識を常に持って、市場を歩く。

そこへ見慣れぬ姿の魚。

マダラ模様な「ホウボウ」の様で、太っちょの「エソ」の様であり、なんじゃらホイ。

何かに似ている・・。
思い出した「ヒメ」だ。
その辺で探してみると。あった。ありました。

「エソダマシ」という魚らしいです。
学名も「Aulopus damasi」と「ダマシ」が付いています。

伊豆沿岸の「キンメダイ」一本釣りの外道としてコンニチハしたらしいです。

相模湾でも獲れたことあるらしいですが、初めて見ました。

立派な珍魚と言えます。

嘘じゃありません、本当です。
タグ:深海魚 珍魚
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2016年11月30日

活スギ(特大)

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小田原にそうりゅう型潜水艦現る!?


てか、普通に「スギ」の超特大。縄文杉や屋久杉にも匹敵する長寿か?

以前に獲れた「巨大スギ」は15キロ弱とありますから、コイツはその約1.5倍のスーパーサイズ。

小田原で獲れた中でも、歴史的最大級と思われます。

小田原では「イナボラ」と呼ばれる魚ですけど、「稲」の季節に獲れる「鯔(ボラ)」に似た魚という事なのか、今ひとつ語源が分かりません。
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キアマダイ

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「アマダイ」界のしおりんこと、
「キアマダイ」のきーちゃんですっ。


今まで「キアマダイが釣れた!」と言われて確認した魚は、全て黄色っぽい「アカアマダイ」だったのですが、今回ばかりは、ついに本物の「キアマダイ」の初確認となりました。
小田原沖で釣れたそうです。

目尻から涙を流す「アカアマダイ」に対して、目頭から泣いているのが「キアマダイ」の特徴で、まるでミカンを食べ過ぎた「アマダイ」と言った様相。

秋が旬で、小田原産は非常に評価が高い「アカアマダイ」と、数年に一度の珍客とも言うべき超が付く高級魚「シロアマダイ」は、これまでに紹介したし、これでやっと三色を揃える事が出来ました。

ちなみに「ソコアマダイ」という魚もいますが、滅多に魚市場に並ぶ事はありません。

小田原沖に出る「アマダイ釣り」は絶好調期は過ぎたものの、好調を維持。キロアップも混じりながら船上10本を超える釣果も。残り少ないシーズン、是非チャレンジして下さい。
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2016年11月15日

チカメエチオピア


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近い、近すぎる。

全体像は、

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おお〜。これは「エチオピア(シマガツオ)」の様で、「エチオピア(シマガツオ)」でない。
(ヒレジロ)マンザイウオ」の様で「(ヒレジロ)マンザイウオ」でもない。

こんな魚、数週間前に「福浦」定置でも見たような気もするが・・・。

これは何かと尋ねれば、釣ってきた「藤八丸」によれば「チカメエチオピア」という魚という話。

・・・聞いたことの無い魚だが。

調べてみると・・ビンゴ。

深海魚「シマガツオ」の別称としての「エチオピア」という魚の名前を聞いたことのある人はいるだろうが、「チカメエチオピア」とはまた珍しい名前だ。
そういや、一年前には「ツルギエチオピア」が獲れたばかり。

するってえと、11月から12月にかけてのこの時期ってのは、「エチオピア(シマガツオ科)」の仲間が獲れる特異期と言えそうだ。

あと半月、狙うは「ベンテンウオ」の仲間一点だ。
タグ:深海魚 珍魚
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2016年10月28日

ホソカマス

20161028_hosokawa.jpg
魚市場に現れた細マッチョ


一見「ヤマトカマス(ミズカマス)」。
いや、どう見ても「ヤマトカマス(ミズカマス)」。

これを見つけた細マッチョは、すごい。

体側に現れた2本の金色の縦縞。40センチほどの大きさにあって、小さめの口。
腹びれが背びれの位置よりもわずかに前にあるなど、なるほど特徴が一致。

比較的南方の、それも沖縄や石垣島でダイビングをするとよく見られる様な魚らしいが、図鑑等の分布では相模湾以南となっている。なるほど、伊豆半島周辺でも目撃例もある様だ。

ちなみに漁獲は「米神」定置。

この時期、大量に獲れている「ヤマトカマス(ミズカマス)」の中に今までも数本くらいは混じっていたのだろうが、この存在に気付いた人間は初めてである。「カマス」は一定の群れを作って泳ぐ種類であるから、一本泳いでいれば、必ず仲間がいるのだろう。今後はより目を凝らして見ることとしよう。
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2016年10月24日

ヘラヤガラ

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この出会い、何年ぶりだろう。
10年ぶりか。

彗星みたいな魚だな。

君の名は?思わず尋ねた。

スネ夫・・いや、尋ねるまでもない。どう見ても「ヘラヤガラ」だからだ。

20161024_ofera02.jpg10年ぶりの出会い。
♪まさに僕らタイムフライヤー。
時を駆け上がるヘラヤガラー。


20161024_ofera04.jpgどう見ても立派な「ヘラ」である。
そして丸く、意外に太い体をしている。普通の「アカヤガラ」と異なり、ザラ付いた表皮は特徴的だ。

珍魚と言えば「福浦」の湯河原町にある「福浦定置」で今朝漁獲された。
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2016年09月08日

スジイカ

20160908_sujiika.jpg
筋は拾っている・・・?


しかし、それはただの買い煽りに過ぎなかった・・。

実際は買い手がほとんどいない未利用魚のひとつ。

20160908_sujisuzzu.jpg深場の定置網でチョクチョク獲れる「イカ」の仲間で「スルメイカ」に形体はよく似るが、大きさを比べると明らかに小さく、色も暗い赤茶色をしており、どうしても見劣りする。裏を返すと太い筋(発光器)が2本、外套を縦に通っており、見分けるのは簡単である。他にも頭部や腕に発光器があり、暗闇では光るのだそうだ。
夜の町で見かけたとしたら、見栄えがするのは「スジイカ」の方だろうが、残念ながら未だその機会には恵まれていない。

肝心の味の面では、生で食べると若干「酸っぱい」という意見があり、それが最も利用されない理由と思われる。
ただし、火を通すとその酸味は消えるといい、煮物や焼き物、ボイルしてサラダなどの惣菜利用が唯一の利用方法と言われる。

当然価格的にも安く、「スルメイカ」の半額〜1/10ぐらいにまでなる。

今、我々はこの「イカ」の利用法を開発中である。
近日、自信の新商品をお目に掛けることが出来るだろう。その際は是非、皆さんに味見をしていただきたいと考えている。
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2016年09月07日

ネズミギス

201608_chuchu.jpg
ネズミっぽい顔立ちしてるのよ、これが。


この魚が獲れる際の共通点。
その1、決まって1匹だけ獲れる。
その2、「ヤマトカマス(ミズカマス)」と混獲される。
その3、比較的深い定置網で獲れる。
その4、この魚が獲れると、決まって名前は何と聞かれる。

パッと見は「カマス」。先のとがった細長い顔立ちに、20センチ前後の細長い体。少し褐色っぽい体色で、「カマス」と混じって獲れれば、気がつく方が神がかってる。

ただし、大きく異なる点がある。
それは口である。

20160907_chu.jpg頭の下部にあり、普通の魚のように上下にパクパクと開く形では無く、完全に海底の泥などを口に入れるのに適応した形をしている。例えるならば、腹話術の人形のように開くイメージ。
またヒゲもある。

また「ネズミギス」の仲間は、硬骨魚類の中でも比較的原始的な種とされており、漁獲される機会も少ないことからあまり研究も進んでいないようです。一部、南方で獲れる種には毒リスクも有るとか無いとか。

その意味でこの魚には今後もチュー意が必要ですね。
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タイワンカマス

201607_taiwan.jpg
時々「アカカマス」に混じってます


多くの場合、「アカカマス(小田原名・ネイラカマス)」として流通するのですが、目ざとい漁師や買受人はこの違いを見極め、違う魚が入っていると指摘します。そう、本名を「タイワンカマス」と言うこの魚。

言わば「カマス」の二重国籍とも言える立場のこの魚。「カマス」が増えるこの季節に、よく獲れます。
では、日本の「カマス」なのか?台湾の「カマス」なのか?

いつから日本人って、こんなに了見の狭い人種になってしまったんでしょうか?

大きな違いは、体側を縦に貫く2本の黒線の有無や目の大きさなどで見分けますが、なかなか見分けられる人は少ないです。
一部の人は「オニカマス(販売禁止)」じゃあないの?と聞いてきますが、「オニカマス」はもっと険しい顔つきをしてますし、もっと太くなりますし、色も青っぽくなるので、区別は出来ます。
もちろん食べても「アカカマス」同様、美味しくいただけます。

「カマス」は「カマス」。「カマス」は皆兄弟。
美味しく頂ける海の恵みは、大切なみんなの資源です。
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2016年09月05日

活ノミノクチ

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競りは「蚤の市」の様なもの〜


この魚は「ノミノクチ」という実に聞き慣れない、魚らしくない名前をもらった魚なのである。
なぜ「ノミノクチ」なのかという疑問はさておいて、この魚の確認は初めてである。

ちなみに「ハタ」の仲間である。
そういえば「キジハタ」によく似ているでしょう。

最近「キジハタ」がよく獲れている感覚はあるが、コイツは見た目で異なっている。
最初見た瞬間は「キジハタ」だと思ったが、見た瞬間に違和感の連鎖が起こった。

「キジハタ」の橙色に対して赤茶色の斑点が全体を覆い、全体の体色も褐色がかっている。また背びれから尾びれ付け根に至るまで暗色帯が点在している。この違和感尋常じゃあない。

間違い無く「ノミノクチ」だっ。

20100723_pheasant.jpg5〜6年前までは「キジハタ(写真左)」も稀に見る程度だったが、今では刺網のレギュラーである。それよりも南方傾向の分布となる「ノミノクチ」も今後、相模湾でのレギュラー化もそう遠くない話かも知れない。
その後、分布は更に北上し、房総から東北へと広がっていく事は間違い無い。

しかし、その時は群れではなく、必ず単独にて行動をすると考えられる。
その事を指して我々は、「ノミノクチひとり旅」と呼ぶのである。

♪たとえ〜どんなに恨んでい〜ても〜・・
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2016年09月03日

ハゲヤセムツ

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おおぅ、なんだこの見たこと無い魚は?

しかし、感じる妙な親近感。


20160324_hageys02.JPG名前を調べてみると「ハゲヤセムツ」。
なるほど、わかりやすい。禿げてて、痩せてて、ムッツリすけべ。通りで身に覚えが・・、そうでなくて。

しかし、なんとも可哀想な名前を付けられたものだ。
他にこのような名前で思いつくのは「アオヤギ」の正式名称である「バカガイ」や「アホウドリ」、「ハダカデバネズミ」くらいか。

20160324_hageys03.JPGクリクリお目々で、こんなかわいい顔しているのに、なんて言われよう。私はお前に同情してやるぞ。そもそも学者なんてヤツは傲慢で、横柄で、世間離れしていて・・・云々かんぬん。

そんなことより「ハゲヤセムツ」。

コイツも「アカムツ」や「キンメダイ」釣りの外道の一種であるが、魚市場で見かけたのは初めてである。
群れで泳いでいると聞くが、滅多に釣れるとは思えない。次に見かける時があるのかどうかすら怪しいだろう。

そんなに珍しい魚、貰っちゃって良かったのか。
この魚が言ってそうである。

「同情するなら金を出せ」って。
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ヒシダイ

201607_hishi.jpg
この魚は燃費を誤魔化したりは致しません。
三匹揃っても「三菱鯛」とは呼びません「ヒシダイ」です。


そう、「菱(◆)鯛」。
見たままの形をストレートに言葉にした感じ。

この魚は、生息域が深いことから定置網にはまず入らない。
年に数匹「アカムツ」や「キンメダイ」釣りの外道で見かけるだけの希少魚である。

入荷するときも必ずと言って良いほど一匹だけである。複数釣れたところを見たことが無い。
そして、いつも端っこの方に並んでいる。

その為、食味や料理法について語れる人も少ないが、刺身にして嫌みが無いとはバイヤーの話。
ただし鱗や皮が固いので、むしろ塩焼きや唐揚げ、煮付けのほうが向いていると言う話も。

分類学的には「マトウダイ目」に分類されている。
posted by にゃー at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月02日

活ウナギ

20160902_unachan.jpg
クネクネでニョロニョロ


「ウナギ」って結構、小顔。
まさに「アスタリフト(by 富士フイルム)」の効果です?

しかも触ると一本一本ヌルヌルで、指通り滑らか。まさに「ラックス・ルミニーク・ゴールドオイルシャイン」でシャンプーした髪のよう?
いや、むしろその優れた保湿力とハリのある肌は、メナードの最高傑作「イルネージュ」で施された質感を思わせる?

いずれにしても、その滑らかさは手を焼かせる。

漁獲後は「コーラック」と「トメダイン」の使いこなしでキッチリ泥抜きも行い、万全の状態で出荷。
元気も回復して市場に来たときは、「凄十」ばりの暴れん坊。まさに「うなぎのぼり」とはこの事かを実感。

暴れるナニを押さえつけては次々網に入れ、大小を選別。

やはり大きい方が良いようだ。

かつては日本の里山に溢れていた「地ウナギ」も、今や貴重な存在。
市場に出れば人気は必至。

そしてアナタもきっと、秘密の場所をご存じのはず。
決して乱獲はせず、節度ある漁獲と供給で、日本の「ウナギ不足」を「鰻タン」にして欲しいものだ。
posted by にゃー at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月01日

活サクラエビ

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石橋にサクラサク

「サクラエビ」は、サクサクのかき揚げが最高。


「サクラエビ」と言えば駿河湾・由比の港が有名ですが、ちなみに今は禁漁期。この時期、生の「サクラエビ」が手に入る所となると、もはや相模湾しかあり得ません。
その為、競り値も超高額。これが上場した日は、その日の最高価格は間違いなくコイツ。

季節外れの「サクラエビ」とお思いでしょうが、夏から秋にかけて黒潮の勢力が弱まるところに涌いて出てくる冷水塊。その深海からの昇流エレベーターに乗って入るは「定置網」。

このところ周辺定置網(米神〜大磯)で見掛けます。

時には貴重な折り箱に詰められて、時には「ハダカイワシ」に混じって、時には「サバ」のお腹の中から。

しかし、そもそも相模湾で「サクラエビ」が獲れるのって、あり得るの?とお思いの貴兄諸君。
考えてみても駿河湾と相模湾は、50〜60万年前に伊豆島によって分断された悲しい物語の兄弟のようなもの。
同じ魚が泳いでいても、なんら不思議はありません。

しかも、今朝はピンピン活きていた。これぞ小田原漁師のこだわり、そして粋。
まるで見紛う「レッドビー・シュリンプ」。

悲しいかな、量獲れないのは定置網の宿命か。注文御免のある時頼みで現品限り。

今度獲れた時、買うのはアナタかもしれない。
posted by にゃー at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする