2018年06月21日

イスズミとテンジクイサキ


今日は馬鹿でかい
「イスズミ」が
いたんですって

ということで、

コチラ
201411_isuzum.JPG
イスズミ

かたや
201411_tenjiku.JPG
テンジクイサキ

パッと見、一緒

どちらも
模様がよく似ています

見分けは

尻ビレ


イスズミ


テンジクイサキ


当然、どちらも
イスズミ属ですから
似ていて当然

他にも

よく似た魚に

「ミナミイスズミ」と
「ノトイスズミ」と言う魚

がいる・・らしい

そうなると
もう見分けは

難しい

市場レベルでは
とうてい
同定不可能となる
.
posted by にゃー at 17:46| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月18日

小田原で獲れるエビの仲間


まず「海老」と「蝦」の違いについて


海中を歩くイセエビなどの
大型のエビを
「海老(蛯)」

2001_ab2.jpg

主に泳ぐクルマエビの仲間や
サクラエビなどを
「蝦(A)」と称します。

20180310_0558.jpg

今回、特集するのは

いわゆる「蝦」。

小田原漁港で見られる
蝦の仲間になります。
(特にクルマエビ科に属するもの)


ちなみに
冷凍で輸入されるエビの
主要種は、

ブラックタイガーや
バナメイエビが
よく知られていますが、

そのどちらも

クルマエビ科に属している

蝦の仲間になります。

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クルマエビ
2018_krm.jpg

独特の縞模様は

遠くから見ても

それとハッキリ判る程。

見た目も良ければ
食べても美味い。

甘さは、
まるでデビュー直後の
郷ひろみの歌声の様だし

柔らかい歯応えは
上質の蒲鉾の様に
プリッとしている。

それでいてしっとり、
ふんわり仕上がる身質は
最高と言われる所以。

強烈なエビの風味は
輸入物とは
比較にならない程で

頭の味噌の滋味や
殻の薄さ、香ばしさ、
そのどれもが一級品。


クルマエビ科のエビ
全般に言える特徴であるが

刺身で良し、
焼いて良し、
茹でて良し、
揚げて良し、
あらゆる料理に万能で
間違いなく美味しい
エビたちばかりである。

中でも
「クルマエビ」は
そのどれもが
一位にランクされる
王様的存在である。

相模湾沿岸に生息する

「クルマエビ」は、

かつては
ひと網
数十〜百キロ
獲れたと言われ、

有数のエビの宝庫

であったが、

今やその面影すらない・・

寂しいことであるが、

現実である。

しかし
種は細々とつないでおり、

今でも時折、
定置網や刺し網に掛かる

100gを超える大物は
キロ単価5桁必至の

超が付く高級品である。

養殖の「クルマエビ」は
日々、沖縄や九州から
届けられており、
安定的に売っている。

オイシサも充分、
天然に匹敵するもので、
まずは養殖モノを
手に入れることをお奨めする。

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フトミゾエビ
201310_futom1.JPG
相模湾で獲れる
黄色いエビといえば

この「フトミゾエビ」です。

頭頂部を前後に貫く
太い溝が名前の由来
201310_futom2.JPG

メタリカルな色彩は独特で、
その味わいも
エビらしい滋味に
溢れています。

刺し網や定置網で獲れますが、
滅多に獲れないので、見掛けたら
千載一遇のチャンスです。

めぐり逢った
この時を忘れない
ずっと ずっと
(by 白井貴子)

是非、
手に入れてみてください。

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ウシエビ
2013_usshsh.JPG

いわゆる
地物の
ブラックタイガーです

相模湾にもいるんです

黒っぽい殻の色
赤い脚と甲羅の太い
クリーム色のバンドが
目印

東京湾が生息の北限とされ

刺し網や定置網で獲れるが、
やはり滅多に獲れません。

貴重な一本

獲れるときは
比較的大型が多い

そんな気がする〜

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クマエビ
20180615_0605abc.jpg

九州などでは

「アシアカ(アカアシ)」など

呼ばれていますが、

インドネシア周辺の
天然物も輸入され
「イリアン・タイガー」や
「フラワーエビ」として
冷凍物が出回っています

味について
「クルマエビ」と比較して
「ル」の抜けた味
と良く言われるが、

言葉ひとつ足りないくらい
笑顔一つ忘れただけで
ほんのすこしの
すれ違いだけで
全部あきらめてしまうのか
(by B'z 稲葉浩志)

と言うくらい(?)に
味など比較するのは
もったいない話

最近は小型のものが
多少獲れることがあり、

唯一まとまる可能性を
秘めた種として
密かに期待している・・

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ヨシエビ

小田原で
確認できたのは
この10年で

一本のみ

20170926_abichans.jpg

この写真の一番上
「ヨシエビ」
(下は「フトミゾエビ」
と「クマエビ」)
である。

日本での分布は
東京湾以南といわれ
瀬戸内海や
三河湾、伊勢湾
などで漁が行われている

近年は
その数の減少が
著しく、
一部では
幻となりかけている

積極的な
種苗放流も
行われているようで

その成果が
期待されている

関西では
「シラサエビ」の方が
通りが良い様である

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いつからエビと言えば「ブラックタイガー」という時代になったのか、今では「バナメイエビ」が幅を利かせてきたと言っても、国産エビといえば養殖の「クルマエビ」が一部の高級店に流通する程度である。
一般家庭で「エビ」と言えば、スーパーで売っているパックされた頭のない冷凍エビが主流だろう。

昔から日本の沿岸各地で「エビ類」は獲れてはいたとしても、冷凍や流通技術の限界もあって漁師町の周辺でのみ消費されており、内陸部までその食文化を広げることは出来ず、戦後、その不毛地帯に入り込んだ冷凍輸入エビのインパクトは、想像以上のものであったろう。

その食文化を今さら変えることは出来ないが、その輸入されたエビを口にする中で、日本の海にも同類の「エビ類」が生息しており、その数を減らしつつある中、自分たちの暮らしている街の海でも「エビ類」を獲る為に底曳きや刺し網漁業が続けられていることを少しでも思い出して欲しいと願っている。

main@2x.png願わくば、ご当地へ出向き、そこで漁獲された「エビ類」を見つけ、その鮮度と地方の味覚を味わって欲しいとも思うのである。

それは小田原でも同じ事で、地魚だけではない相模湾の魅力がまだまだあることを知って、心の底から満喫して頂きたい、という願いにつながっているのである。
.
posted by にゃー at 16:40| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

マツカサウオ

20180614_0614.jpg
黄色くてゴツゴツ・・
網タイツとかパイナップル
とも呼ばれる

独特の存在感を放つ
「マツカサウオ」

定置網に入ることは滅多にないが、

今朝、「米神」で獲れた。

最近は同定置網で
イトヒキキンメ(キンメダイの幼魚)」
も入っており、

一緒に海を
上がってきたのだろうか?


それでも
小田原魚市場的には

「マツカサウオ」は
「ヒラメ」などを狙う
刺し網でよく掛かる魚

であり、

珍しくはない。

2018_matukasa.JPG

活魚で扱われることも多く、
性格も大人しくて
長く飼育できるので
人気がある。

水槽に入れると
隅っこで
ジッとしていることが多いが、
数匹泳がすと

なかなか
豪華に見えて

壮観である。

餌についてだが、

経験から言って
人工飼料は食べない

唯一
餌付いたのは

活きたヨコエビ
であった。


固い鱗で覆われ
肉が少ないので、

よく乾燥させれば、
そのまま
胸びれを突っ張らせて
オブジェにできる。

で、少ない肉を
食べることは出来るか?

についてだが、

非常に
面倒くさいが
捌くことは可能である。

が、苦労の割に
労働対価である
肉の量が

少な過ぎて

二度と食べようと
思わなくなる事、

必至であろう。

で、暗い水槽の中
に入れると
光るって本当なの?

その昔
葛西臨海水族園だったか
江ノ島水族館で
暗い水槽で展示されていたが
ず〜〜〜〜っと見続けて
何も光らなく、
がっかりした記憶しかない
.
posted by にゃー at 21:33| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月11日

ヒメジ

20180608_06ohime.jpg
紅い体に黄色いヒゲ

「ヒメジ」

です。

沿岸の定置網で
獲れますが、

小田原の海では
主力サイズが
10センチ前後

天ぷらや唐揚げ
にすると言いますが、

これが
加工職人の手に掛かり
一晩経つと・・・
20180609_dekmsta.jpg
こうなります。

大きめなものは
開きになりました。

砂に潜っている
甲殻類をよく食べて
いるからか

なんとなく
キトサンな味がします。

軽く炙るだけで
バリバリいけます


山口の方では

キンタロウ」と呼び

珍重しているようですが

小田原周辺では

そこまで
人気がある魚

というわけではない。

「ヒメジ」の仲間は

いままで
ヨメヒメジとホウライヒメジ
を紹介したが、

他にも

20160905_okina.jpg
「オキナヒメジ」
「ホウライヒメジ」に似るが
尾びれ前の黒斑が小さい

20151104_akahime.jpg
「アカヒメジ」
小田原では稀種

20150727_higoy.jpg
「ウミヒゴイ」
沿岸定置網や刺し網で漁獲
黄色い斑模様が特徴

などが獲れる。

まとめて
オジサン」などと
称し、箱詰めされる
こともあるが、

いずれも
脂が良く乗っており
刺身や煮付けなどにして
間違いなく美味い!

まとまって獲れない為、
一般にはなかなか
流通しないが

小田原の魚屋

カープファンなら

誰でも知っている。
※個人の感想です

見掛けたら「買い」
.
posted by にゃー at 16:59| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

クロカジキ

20180608_kurokajik.jpg
小田原では「クロカワカジキ」
と呼ぶ人がほとんど

黒い「カジキ」で

「クロカジキ」

沖の「カツオ」釣りの
外道です。

別名
「カツオクイ」とも
呼ばれるそうです。

小田原の

定置網では

シロカジキ」が

夏の定番ですが、


「クロカジキ」は
滅多に獲れません。
というか
見たことありません。


伊豆諸島沖の

釣り船

だから

釣れたのでしょうか。

確かに

黒い色をしています


身肉は

とってもキレイな

ピンク色

うっすら脂で

健康的!?

刺身で食べるのが

一般的!?

値段も

全身トロの
「メカジキ」と
比べれば

庶民的!?

滅多に食べられない

「クロカジキ」を

是非!
.
posted by にゃー at 17:03| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月04日

ウオノコバン

20180604_08ms.jpg
今朝の「マアジ」に寄生

「ウオノエ」は、魚の口の中
「ヤドリムシ」は、魚のエラの内側など
「ウオノコバン」は、魚の外側全般 
「メナガグソクムシ」も、魚の外側
↑寄生↑
-------------越えられない壁------------
「オオグソクムシ」は、
魚の死骸などを食性



「ウオノコバン」は

地味に魚の側面や

頭部、尾部に寄生しており、

魚の体液を吸っている。

結構、寄生する魚の幅は広く、
「アジ」や「カマス」、
「イワシ類」などに
付いているのを見掛けるが、

付いているのは
数百キロいる群れの中の
1〜2匹であり、

我々にとっては

見つけるとラッキー♪

くらいの存在である。

ごく稀に
2〜3匹に寄生されている
魚を見つけたときなんざ、

哀れよの〜

と言って
取り除いたりしてやる
のだが、

死んでから
取らても
何もありがたくないだろう。

ま、見た目に気持ち悪いので、
取り除くようにしているが、

比較的、沿岸性の魚に
寄生していることが
多いようだし、

「サバ」に付いていた
記憶はない・・
(スピードが速く追いつかない?)

20180604_copan.jpg寄生する際には、何本も生えているかぎ爪のある脚でがっちりと付着しており、簡単には剥がれない。
剥がすと魚の表面は擦り傷のような跡になっていて、充血していたりする。

かつて研究対象として
「ウオノコバン」を選び、

その寄生生態を解明しよう
とされていた
研究者がいた

と思うが、

その後、
どうなったか。

いや、特に関心はない
.
posted by にゃー at 20:19| Comment(2) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする