2018年02月14日

アミウツボ

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あ、これ、小津安二郎「東京暮色」
に出てくる鰻屋の看板のイメージ


これね。
2018_unagiya.jpg縞模様の「ウツボ」で書くとこれまたいかがわしさが増して、毒々しさが出まくってます。この鰻屋は、早々に店仕舞いすることになるでしょう。

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♥マークで迫ってみても「アミウツボ」は「アミウツボ」


「ウナギ」の減った今こそ出番は近い、と思ったか思わないか、ちょっと出てくるのが早かった。

今のところ利用価値は無し、と言うことで「蒲焼き」実験に駆り出されることもなく、あえなく海へお引き取り。

時代が追いつくのを待つしかないのか。

「アミウツボ」は、今日も小田原の海で出番を待っている。
posted by にゃー at 15:27| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月05日

ヘラツノザメ

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シュッとした鼻筋

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シャベルのような鼻柱


「ヘラツノザメ」ですよね?

「サガミザメ」にも似てるが、ザラザラ感がない。
「ミツクリザメ」の様に滑らかな鱗をしている。

色合いが黒いが、コレは水揚げ直後だからか?

鼻の下のロレンチーニ器官が夥しい。

浩丸サメ・コレクションはまだ続く・・


posted by にゃー at 21:38| Comment(2) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミョウガガイ

妙ちくりんな生き物
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国府津の深海で獲れました。

噂の「ミョウガガイ」です。

先端が「ミョウガ」?に見えないこともない。

しかし、「カメノテ」の仲間です。

ということは、名前は貝だけど、甲殻類ってことになります。

手に持ってしばらく待つと、うにゃあ〜っと動きます。

全身セピア色で一見地味ですけど、蛇腹ホースがいい味出してます。

さすが浩丸、良い物(?)持ってきます。

え?次も持ってきた??
posted by にゃー at 21:31| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月03日

ウツボ

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ご存じ!ウ!ツ!ボ!

獲った漁師が鬱になるから「ウツボ」?

獲れたら壺にポイするから「ウツボ」?

小田原の漁師はコイツを「ジャウナギ(※蛇鰻)」とか「ヒャクニチ(※百日)」と呼びます。

小田原地魚広辞苑
※蛇鰻〜まさに見た目はヘビ。ウナギのオバケ的な意味か?
※百日〜噛まれると100日間は痛み苦しむことになるから

普段は岩場や波消しブロックの隙間などの穴の中に潜んでいますが、夜になるとエサを求めて移動するようです。
「定置網」と「刺し網」、どちらにも掛かりますし、季節を通じて獲れる魚と言えます。

大きなものは1メートル近くにもなりますが、水揚げされるのは60センチ前後が主体となる。

あえてコイツと呼びましたが、近年の珍魚ブームもあって一部方面での需要は急増しているとか。

ただし小田原では、まだまだ欲しがる人も少なく、比較的安価にて流通しているイメージ。

その味はというと、よく知られているが皮目のコラーゲンとふわふわの身のギャップに驚くと共に、ウナギの仲間らしい全身に連なる細かい骨の連鎖に更に驚く。

まあまず、皮がぐにゃぐにゃで、包丁が入らないことにまず驚く。

脂も程良いし、味わいのある身質は上等で、一度食べたら、また食べたくなる魅力を持っている。

私もこの魚の味を知ってからは、珍魚を求めて魚市場を歩いている人を見掛けた際には、リターンとリスクのハイレベルでのせめぎ合いが楽しい、スリリングな分散投資が出来る「ウツボ」を買って行くことをお奨めすることにしている。
posted by にゃー at 15:09| Comment(3) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

クジラのさえずり

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著作者: TADAira(タダイラ)

今年の干支は「クジラ年」だって誰か言ってた。

普通に「戌年」だろぅ?と突っ込みたくなりますが、

魚の世界では(え?鯨は魚じゃない?)

「魚偏に戌」じゃなくて、、、

「犬」じゃなくて、、、

「吠」と書いて、


「魚吠」


これを※「クジラ」と読む。

だから魚の世界にとって
戌(犬)年は「クジラ年」なのだそうだ。

(.______.)


え〜、本題に入ります。

東北の定置網に入ったという「ミンククジラ」由来の、紛う事なき「クジラのさえずり」を入手いたしました。

この黒い塊が「さえずり」?


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「さえずり」とは何か?


「クジラの舌」の事になります。


「シタ」「ベロ」「タン」「味蕾」


(・ω<) ←これは てへぺろ


クジラは全長何メートルにもなり巨大ですから、当然「舌」も巨大なものになります。
もちろん小さく切り分けて販売されるのですが、舌の部位によって脂や肉質が異なり、同じ「さえずり」でも味わいが異なるのだそう。奥が深い。

「クジラのベーコン」は、クジラの皮や赤身の部分を塩漬けボイルしたものですが、「さえずり」は通常、塩で臭みを取ってボイルしたものになります。

畝須や皮の部分とは異なる脂の質と量、独特の柔らかい風味を持ち、唯一無二の食感と味わいを堪能できます。

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特に薄くスライスしたものをポン酢で頂くと、程よい脂肪に甘みがとろけて、赤肉の風味も相俟って大変美味しいと感じました。

201802_jimbeam.jpgそして何よりサントリー武蔵野ブルワリー見学で頂いた「バーボン」を使った「ハイボール」に合うこと、会うこと。とろける「さえずり」を頂き、口に残った脂をサッパリと流しては一枚、そして流してはもう一枚と、次々に口へと消えていく「さえずり」ちゃん。

口に入れた瞬間に思わずさえずりたくなるのは、a-haの名曲「♪テイク・オン・ミー」のイントロ。

₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾


そして陶酔した意識の中で、気分はクジラとディープキス。

からまる舌に、ろれつも回らなくなったところで、寝ることに致しました。

残った「さえずり」は、煮物で頂きたいと思います。

寒い冬。温かい料理の似合う「鯨料理」は最高です。
クジラを懐かしいと感じる人も、まだ食べたことないと言う人も、是非、日本の食文化である「鯨料理」を堪能して頂きたいと思います。

(.______.)


小田原では数十年に一頭とも言われる「クジラ」ですが、ここのところトンとお目に掛かりません(真鶴では何度かあったが)。

それでも全国規模で見ると、南氷洋での調査捕鯨の他に、各地の定置網に混獲されて流通している「クジラ」が結構いるようです。

思えば、2000年代の前半に2年連続で岩定置に「ミンククジラ」が入った時は、確か2月の中旬だったはず。

「クジラ年」と言われる今年。

魚があまり獲れていない現状を打開するパワーとインパクトを持ち合わせた一頭の出現は、希望の星となりえるのかも知れない。

※吠=ほえる=ホエール=クジラ


   。・゚・ ・゚・。
     Y
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)ヽ/とノ   /つ
メノ\___/
ラベル:グルメ
posted by にゃー at 19:34| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハナビラウオ

かつて定置網で獲れたことのある「ハナビラウオの稚魚」。

稚魚はクラゲについて回遊する言わば「海月姫」。
稚魚の報告は何度か見聞きした記憶があった。

「成魚はなかなか見かけることはない」と言うことでしたが、本日、ついに見つけちゃいました。

といっても50センチ前後にもなるというので、このサイズは未成魚と言えるかも知れませんが。

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なんだこのやさしい笑顔

いかにも「メダイ」の仲間の魚っぽくない丸みと微笑み。

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今朝の数少ない「米神」定置の水揚げの中の一匹でした。


「エソ」と一緒に計られて、クチモノとして競りにかけられました。
気付いた人はいたのでしょうか?

しかし「ハナビラウオ」と名乗るだけあって、大きくなってもヒラヒラした頼りない感じはしました。

利用という意味でも、薄っぺらい体型からは、とても可食部を見つけることは出来ませんでした。
もう少し、成長したら分厚くなるのでしょうか?

おそらくエディブルフラワーの花びらなら食べることは出来るが、魚の花びらを食べることは出来ないと言うのが、私の結論でありました。
posted by にゃー at 15:57| Comment(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする