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2025年12月28日

イイジマフクロウニ

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愛でもなければ
直子でもない
ましてや
マクロスの真理でもない

イイジマの
フクロウニ

だと言う

初めて聞く名前だ

飯島袋海胆

今時
いそうな名前ではあるが、

まあ

いないだろう。

実は
棘に毒があり

直で触るのは危険という話だ

おいおい・・

とはいえ

コレで結構
ぼろぼろなのかもしれない
が、生体としての元気は良かった

うねうねと動く棘、棘皮、管足

袋というからには
何かを包んでいるのか

飯島さんの
秘めたる何かを

その「袋」の正体は
棘の先端を包む
柔らかな皮肉の膜

触れれば最後
飯島さんのトゲのある優しさが
静かに、深く
肌を刺す

毒、である。

見た目はまるで
深海のディスコを彩る
不気味なミラーボール

光を浴びれば
妖しく揺らめく
その管足のダンス

食べることもできず
ただ、そこに在るだけで
見る者を沈黙させる

「飯島です。
   お見知りおきを。」

と言わんばかりの
この主張

相模湾の深層から
わざわざご挨拶に来た
この「袋」を

笑うべきか
愛でるべきか

とりあえず

素手では
握手できそうにない

さらば
飯島さん

明日の競り場に
あなたの居場所は
あるのだろうか。
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posted by にゃー at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚市場もマイル

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小田原の街を包み込む、刺すような冬の冷気。
だが、その寒冷の静寂を切り裂くように、今、海が猛烈に沸き立っている。
今朝の漁港を席巻したのは、冬の王者「イシダイ」と白身の女王「ヒラメ」。もはや「豊漁」という言葉では生ぬるい。まさに「爆獲れ」の旋風が巻き起こっている。さらに、小田原の魂とも言える「アジ」、「サバ」、「イワシ(ウルメ)」が絶好調。
漁師たちの咆哮、買受人たちの熱気、そして海からの極上のギフト。すべての歯車が、明日という運命の月曜日に向けて噛み合い始めた。小田原の誇りをかけた、一年の集大成。
明日、最高のクライマックスが、あなたを待っている。
この熱狂を逃すな。心して、震えて待て。
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posted by にゃー at 17:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月27日

ロイヤル魚市場ファミリー

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冷え込みが一段と厳しくなり、海の魚たちの動きも緩慢になるこの季節。小田原の「沿岸刺し網部隊」が日々荒れた海で奮闘しています。
刺し網漁師たちが今、全力で追いかけているのは、寒さで身が締まった「ヒラメ」や「マトウダイ」。さらに熟練の工夫を凝らした網には、脂の乗った「イシダイ」や今年特注の「ヒゲダイ」、さらに冬場が絶品の「ホウボウ」といった旬の地魚たちが次々と姿を現す。
他にもお正月にぴったり「イセエビ」や、お鍋の主役「アンコウ」も。
これぞまさに小田原の海の底力だ。
年末の定置網の漁獲が少なくなるこの季節、この刺し網部隊が届けてくれる魚たちは、魚市場において一際まばゆい輝きを放つ。
年内の営業も、残すところあと3日。
「年末のごちそうは、小田原のプライドをかけて獲ってきた最高の地魚で。」

資金が足りないという人はコチラ
◎ ミュージアムマイル
○ レガレイラ
▲ ダノンデサイル

皆さんに幸運を!

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posted by にゃー at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月26日

魚市場はエチオピアの首都

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この暮れに来て、これだけ日々「マアジ」が獲れ続けるのは、やはり珍しい。
しかも主体は「小アジ」ではない。1尾150グラムはあろうかというしっかりと肉厚の「大アジ」が、連日ずらりと並んでいる。
例年であれば、この時期はほとんど姿を見かけず、春先の登場を待つ空気が漂うところだが、今年は様子が違う。背景として考えられるのは、海水温の変化による生息域の北上、餌環境の改善、あるいは群れの定着が進んだ可能性など、いくつかの要因が挙げられるだろう。どれが決定打かは分からないが、少なくとも一つ言えるのは、小田原近海に今、想像以上の「マアジ」が回遊し、腰を落ち着けているという事実だ。
量だけでなく、サイズ、鮮度、安定感の三拍子が揃っている点も見逃せない。当然、買受人の動きも敏感で、相場は堅調。我々としても、この心強い主役が舞台にいる間は安心していられるだろう。
いずれにしても、この暮れに限って言えば「アジ」の心配は要らなさそうだ。
年の瀬を迎える魚好きにとって、これほど頼もしい存在はない。
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posted by にゃー at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月25日

絵本みたいな魚市場

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サンタクロースのそりが、小田原の夜空を通り過ぎるころ。
港では、水揚げを終えた定置網の漁船たちが、ひとつ、またひとつと帰ってきました。

船から顔を出したのは、きらきら光る地魚たち。
「まだいるよ」「こっちもだよ」と言わんばかりに、次から次へと水揚げされ、港はたちまち魚の山になりました。

なかでも今朝いちばん元気だったのが、米神定置。
まるで相模湾のごちそうを一手に引き受けたかのような大活躍で、自然とみんなの視線を集めます。

種類もたくさん、量もたっぷり、しかもどれも新鮮。三つそろえば、それはもう立派な主役です。
港の朝は、今日もにぎやかに始まりました。この調子なら今年も終わりまで、海からの贈りものは途切れそうにありませんね。
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posted by にゃー at 13:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月23日

魚市場デクレシェンド

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寒い寒いで、今年も残すところあと一週間
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posted by にゃー at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月22日

イボクラゲ


二宮の定置網に
「リアル モヤッとボールが来た!」

そんな声と共に現れたのが、
こちら↓
202512_ibomb.jpg
ずいぶんとまあ、
圧倒的な存在感を放つクラゲです。

むしろ今日は冬至だから
「カボチャ」かな?

やっぱりクラゲでした

笠にある無数の突起から、
その名も「イボクラゲ」と
呼ばれています。

生きている時は
もっと紫色に近かったようですが、
水揚げされた姿も濃いブルー一色で
また神秘的な姿をしています。

なんとなく
笠のひっくり返った様子が
スカートが舞い上がる
マリリン・モンローのようにも
見えますが?

これは「イ・ボミ」で検索すると
パンチラ画像が多く出てくることと
何か関係があるのでしょうか?

2013_ibojelly.JPG通常、
定置網にかかるクラゲは、
網に擦れて傷ついたり、
ボロボロになっていたり
することがほとんどです。
しかし、今回の個体は
驚くほど状態が良好でした。
※これは2013年漁獲(米神)


透き通るような美しい青色、
完璧な笠の造形、
そして繊細な触手までもが綺麗に残っています。

これほどまでに「完成された姿」の
イボクラゲに出会えるのは、
なかなか珍しいことです

今年のツリーの
てっぺんは
コレに決まり!
🎄
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posted by にゃー at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ギョッ!魚だらけの水泳大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

きよしこの魚市場

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クリスマスを前に、バカンスの気配が街に広がるころ、魚市場もまた冬のきらめきに包まれた。
軒先の電球が白く瞬き、氷の上の魚たちはまるで星をまとったように静かに輝く。潮の匂いに混じって、どこか浮き立つ気配。人の足音も、心なしか軽やかだ。
今朝の合図はジングルベルではなく、アジとサバが跳ねるたびに鳴る「アジサバクル」。大ぶりの「アジ」は誇らしげに、「マサバ」は磨いたばかりの鏡のようにピカピカだ。箱の中で身を寄せ合い、氷の粒を鈴の音代わりに鳴らしている。
こうして魚たちも、ひそやかにクリスマスムード。氷のベッドで海の夢ではなく、笑顔に満ちた魚市場の夢を見ているのだった。
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posted by にゃー at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする