小田原魚市場水揚げ概況
「米神」定置:サバ 230キロ、マイワシ 220キロ
「石橋」定置:タチウオ 200キロ、サバ 150キロ
「 岩 」定置:イシダイ 140キロ、サバ 110キロ
「原辰」定置:タチウオ、サバ ほか
「江の安」定:タチウオ、マルソウダ ほか
「二宮」定置:タチウオ 220キロ、サバ 120キロ
「福浦」定置:マイワシ 3トン ほか
「大磯」定置:サバ 480キロ、小サバ 380キロ、タチウオ 130キロ、シリヤケイカ 120キロ
伊豆方面からは、
「宇佐美釣」:釣アブラボウズ 3本
東方面からは、
「平塚定置」:アジ、サバ ほか
へい、旦那!
魚の動きゃあ渋いねぇ、こりゃ間違いねぇ。寒波が居座っちまって、海ん中まで冷え冷え、魚たちも身ぃ縮めてジッとしてやがる。
けどよ、今朝の魚市場はどうだい?ちゃんと光が射してたじゃねぇか。
連休明けだあ、網ん中は賑やかよ!ドーンと鎮座した巨大「タカアシガニ」、こいつぁ春の使者だ。
そんで「イワシ」に「アジ」、「サバ」と未来の地魚たちがひしめき合って、市場はまるで魚の寄り合いさながらさ。
一方で山ん方じゃ、河津桜の開花が遅れたってぇ話だ。桜祭りも延長だって?魚もおんなじさ。例年なら春の風と一緒に大漁祭りが始まるってぇのに、今年は少しばかり足踏みってわけだ。けどよ、そんなのも長ぇこたぁねぇ。
寒波ももう終わりだ。そうなりゃ海ん中もポカポカして、春の魚たちが一斉に動き出す。「アジ」は肥えてまん丸、「ヒラメ」だって砂ん中から飛び出すだろう。「イシダイ」は元気に網をくぐり抜け、そんでもって「ブリ」や「ワラサ」がドドッと押し寄せりゃ、市場は一気に祭りだ。
へぇ、春の魚市場の賑わい、もうそこまで来てやがるぜ!
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