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2025年02月20日

みんなうをふる魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:キハダ 1本、ビンナガ 4本、マルソウダ 100キロ
「原辰」定置:キハダ 1本 ほか
「江の安」定:マルソウダ 40キロ ほか
「二宮」定置:アジ 1.1トン、タチウオ 240キロ、サバ 130キロ
「福浦」定置:サバ 90キロ ほか
「大磯」定置:ビンナガ 1本、アジ 60キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:アジ 2.1トン
「宇佐美釣」:釣アブラボウズ 4本
「富戸釣船」:釣メジ 90キロ

東方面からは、
「平塚定置」:サバ 120キロ ほか

今朝並んだ魚たちが象徴したのは、まさに春の訪れだった。
何と言っても今朝の目玉は「小田原アジ」。春になるとその帰巣本能に導かれるかの様に小田原の海に戻ってくるツバメの様な地魚だ。
さらに登場したのが珍客「ビンナガ(マグロ)」。流線型の体とツバメの尾を思わせる長い胸ビレを持つこの魚は、まさに「海を飛ぶ」存在だ。ツバメが南から戻ってくるように、「ビンナガ」もまた暖かい潮を求めて移動を繰り返す。その中で小田原へと迷い込んだものだろう。「湘南定置」でも同時に獲れたのはまた珍時と言える。
そして異彩を放つ存在として魚市場にどっしりと構えていたのが「アブラボウズ(オシツケ)」である。その重厚長大な魚体は、まるでツバメの幼鳥のようにまん丸だ。時折、巣からヒナが落ちてしまうように、彼らもまた、ともすれば深海から我々の前に姿を現す。
いずれの魚たちも水面に映る春の光のようにまばゆく、艶々した鮮度感が市場中に溢れた。そのツバメの様な瑞々しさと活気が魚市場全体を春らしさ一色に染め、待ち望んだ季節の変化が魚を通じて確かに感じられる朝となった。
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posted by にゃー at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月18日

3日連続魚市場のパターン

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:マルソウダ 100キロ、サバ 70キロ
「石橋」定置:マルソウダ、サバ ほか
「 岩 」定置:マルソウダ 340キロ ほか
「原辰」定置:マルソウダ、タチウオ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:サバ 100キロ、アジ 50キロ
「福浦」定置:小アジ 220キロ、サバ 190キロ
「大磯」定置:サバ 410キロ、アカカマス 80キロ

伊豆方面からは、
「網代定置」:小アジ 270キロ

今朝の水揚げは「ウズワ(マルソウダ)」、「サバ」、そして「小アジ」に「ダメジ」の山。
まるで「ゆうちゃみのバッグの中身」の様に、わかりきった事。
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posted by にゃー at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月17日

魚市場の愉悦は漁獲に比例

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 270キロ、マイワシ 180キロ、アジ 120キロ、マルソウダ 70キロ
「石橋」定置:マルソウダ 100キロ、サバ 100キロ
「 岩 」定置:マルソウダ 460キロ、マイワシ 100キロ
「原辰」定置:マルソウダ 100キロ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:サバ 140キロ、小アジ 70キロ
「大磯」定置:サバ 380キロ、アジ 160キロ、小サバ 140キロ、シリヤケイカ 70キロ

伊豆方面からは、
「宇佐美釣」:釣アブラボウズ 3本

「マイワシ」が出て参りました。
近海にいるとは耳にしていたが、ほぼ例年通りの接岸となりました。
これからどこまで獲れるのか、同時に「カタクチイワシ」や「ウルメイワシ」の姿も有り、また良型の「マアジ」もほどほどに見え、楽しみは多い。
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posted by にゃー at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月15日

魚市場のモチベーション

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 410キロ、アジ 240キロ
「石橋」定置:サバ 50キロ ほか
「 岩 」定置:小アジ 400キロ、ボラ 140キロ、イシダイ 70キロ
「原辰」定置:タチウオ、イシダイ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:小アジ 540キロ、ワラサ 90キロ
「大磯」定置:イシダイ、アジ ほか

伊豆方面からは、
「富戸定置」:メジ、サバ ほか
「富戸釣船」:メジ 90キロ

東方面からは、
「江の島網」:メジナ、スズキ ほか

「小アジ」も結構大きくなってきたゼ!
春に向け一層の成長が期待されるところ。
そして「イシダイ」や「ワラサ」と言った魚種にも期待が高まるところ。
これで来週も、仕事に来る楽しみができたって事だな、ウン。
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posted by にゃー at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月14日

てんやわんや魚市場騒動記

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 380キロ、小サバ 200キロ、小アジ 100キロ
「石橋」定置:イシダイ、サバ ほか
「 岩 」定置:カンパチ、サバ ほか
「原辰」定置:イシダイ、アオリイカ ほか
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:小アジ 370キロ ほか
「大磯」定置:サワラ、シリヤケイカ ほか

伊豆方面からは、
「宇佐美釣」:釣アブラボウズ 2本

東方面からは、
「江の島網」:クロダイ、ワラサ ほか

朝からバタバタした一日であった。
昨日までの目玉であった「マメジ」は、県の漁獲枠(定置網)満杯で終了。獲れても放流というおあずけ状態で、魚を獲る漁師の苦労はますます増大するばかり。そんな厳しい状況にあってもお金になる魚をきっちり揚げてくる手腕には、感服するほかない。
世間も負けじと騒がしく、備蓄魚の放出に対して備蓄米も放出が発表され、米の価格は下落するのかと注目が集まれば、自動車業界ではホンダと日産の経営統合が破談。この世紀の肩すかしに多くの日本人は風向きが変わったと感じたに違いない。そして朝から活魚のバケツリレー。
時に予想も出来ないことが起こることがあるものだ。
こうして、波乱万丈な一日はなんとか収束。米も車も世界情勢もてんやわんやだが、魚市場は魚市場のやり方で今日も元気に魚をさばき、明日もやっぱり競り続けるのであった。
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posted by にゃー at 14:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月13日

魚市場の期待の表れ

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:タチウオ、スルメイカ ほか
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:キハダ 300キロ、メジ 300キロ
「原辰」定置:休漁
「江の安」定:休漁
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:休漁
「大磯」定置:休漁

今朝の魚市場は、強風により多くの定置網が休漁となり、魚の姿はまばらだった。
しかし、その静寂の中から巨大な「キハダ」がドカンと6本も水揚げされ、この空っぽの魚市場に目玉が誕生した。
この巨大な目玉は、これから訪れる豊漁への布石となる予感に満ちあふれている輝きを放っていた。
風は時に荒れ、漁を妨げるが、同じ風がやがて潮を動かし、新たな魚を運んでくる。
今日吹き荒れた風もまた、次の好漁を予感させる「追い風」へと変わるはずだ。魚市場はただ魚を待つ場所ではない。潮を見極め、風を読み、時を掴む場所である。今日の逆風を明日の恵みへ。私たちはこの風を乗り越え、次なる豊漁という波を迎えにいきたいと考えている。
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posted by にゃー at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月12日

好兆候の魚市場は絶好調

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:サバ 420キロ、アジ 210キロ、マルソウダ 250キロ、小サバ 150キロ、メジ 100キロ
「石橋」定置:メジ 160キロ、マルソウダ 100キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:マルソウダ、メジ ほか
「江の安」定:メジ、マルソウダ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:メアジ 2.1トン、小アジ 180キロ
「大磯」定置:メジ 210キロ ほか

伊豆方面からは、
「宇佐美釣」:釣アブラボウズ 4本

東方面からは、
「江の島網」:メジ、サワラ ほか

お「小田原アジ」が大漁。
200キロほどではありますが、今の時期、これだけ100g級の「マアジ」がまとまって獲れるのは、立派な大漁と言っても決して言い過ぎではないでしょう。今晩の春一番(仮)と暖気の流入で、小田原沿岸にも魚が増えてくる予感がします。
このまま2月後半へと突入すれば、あっと言う間に3月。もはや豊漁期は目の前。
今から何が獲れても良いように準備するのは、魚市場のつとめというものでしょう。
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posted by にゃー at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月10日

魚少なし致し方なし魚市場

小田原魚市場水揚げ概況

「米神」定置:休漁
「石橋」定置:休漁
「 岩 」定置:マルソウダ 3.1トン ほか
「原辰」定置:マルソウダ、イシダイ ほか
「江の安」定:マルソウダ 150キロ ほか
「二宮」定置:休漁
「福浦」定置:ワラサ 200キロ ほか
「大磯」定置:アオリイカ、イシダイ ほか

伊豆方面からは、
「富戸定置」:スルメイカ、イサキ ほか
「宇佐美釣」:釣アブラボウズ 1本

東方面からは、
「江の島網」:スズキ、小イシダイ ほか

こう魚も少なくっちゃ
「魚市場食堂」も臨時休業するわけやな
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posted by にゃー at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする