「米神」定置:小イワシ 4.2トン、ワカシ 150キロ
「石橋」定置:アジ 470キロ、ムツッ子混 400キロ、キメジ 120キロ、ジンダ 110キロ、ヤマトカマス 100キロ
「 岩 」定置:休漁
「原辰」定置:小イワシ 270キロ、ジンダ 130キロ
「江の安」定:ウルメイワシ 80キロ、マイワシ 60キロ、ジンダ 60キロ
「二宮」定置:ムツッ子混 550キロ、ワカシ 240キロ、ジンダ 190キロ、アジ 110キロ、アカカマス 70キロ
「福浦」定置:ジンダ 330キロ、小イワシ混 1.2トン
「大磯」定置:ワカシ 180キロ、アカカマス 100キロ
伊豆方面からは、
「網代定置」:アジ 120キロ、オキザヨリ 60キロ
朝の網からこぼれるたびに
誰かの記憶に
あの日の「アジ」が 揺れている
「米神」は今朝、「小イワシ」4トン
あの柔らかな群れの動きに
潮のぬくもりが残っていた
夏の背中に きっと風が吹いた
「石橋」だけに「小田原アジ」
「ムツッ子」がざわつく中で
「キメジ」と「ジンダ」が並び
「ヤマトカマス(ミズカマス)」が静かに
季節の入口をくぐった
「岩」は静か
網を揚げぬ朝は 波音だけが海の声
「二宮」は混じり気強く
すこし疲れた夏の魚市場に
カオスを呼び込んだ
どれも今朝の話であり
しかし、過ぎ去った影でもある
胸に刻まれたかつての「アジ」の大漁
決してセリの声では消せない
台風が風を走らせる夜空
星をちりばめたような「スマ」が 一瞬だけ光る
まるで、忘れたくても 忘れきれない
あの時の魚市場が ささやいているように
今日の魚が 少なかったわけじゃない
ただ、思い出が 少し多すぎただけ
そして今、私たちは海に問う
「ステキな魚市場の忘れ方」を
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