梅雨空のように重たい空気が漂っていた魚市場にも、ようやく変化の兆し。
今朝、その先陣を切ったのは「岩」の定置だ。まとまった「ハマフエフキ」の水揚げは、まるで新しい主役候補の名乗りのようだった。
昨日までの脇役が突如としてスポットを浴びる。海はいつだって新しい物語を用意している。
さらに待望だった「石橋」や「湘南定置」も操業を再開。しばらく静かだった売場にも魚が戻り、声が飛び交った。
魚市場らしい活気が少しずつ戻ってきた。梅雨明けはまだ先だろう。
だが少なくとも今朝の小田原には、ひと足早く晴れ間が差していた。
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