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2026年06月12日

少数精鋭は魚市場の基本

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海は広いが、魚は無限ではない。どれほど豊漁の年であっても、その日の魚には限りがある。まして旬の地魚となればなおさらだ。欲しい人が十人いて、魚が五人分しかなければ、誰かは諦めなければならない。
魚市場の役割は、その限られた資源を誰もが納得できる形で分配することである。
その方法が「競り」と言うことになる。
金の力と言えば聞こえは悪いが、実際は「その魚にどれだけ価値を見出しているか」を数字で示す対決でもある。
高く評価された魚は高く売れ、そうでない魚はそれなりの値段に落ち着く。これは極めて公平な仕組みなのである。
近頃は何でも数を増やせば良いという風潮がある。ワールドカップも48か国参加となり、表向きは賑やかだ。
しかし、観る側からすれば、必ずしもそうとは限らない。
価値とは、ただ数を増やせば生まれるものではない。本当に価値が生まれるのは、選び抜かれた者同士が向き合った時だ。
魚市場も同じである。
魚市場とは、単なる売買の場所ではない。
価値を決める場所であり、価値を未来へつなぐ場所なのである。
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posted by にゃー at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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