2026年04月21日
武器輸出は魚市場の要
相模湾の奥座敷に位置する小田原は今、世界中の戦略家たちが注視する”地魚工廠”へと変貌を遂げている。
つまり、我々は春の地魚という名の「武器」を巡る、地魚の最前鮮に立っているのだ。
今朝こそ、定番の「地アジ」はその数を減らしたが、それは一時的な後退、あるいは海の気まぐれに過ぎない。小田原には「アジ」があると言う合言葉の下に、信頼、汎用性、そして旬の美味という「標準装備」がこの春、常にマーケットには揃っていた。
一方で、今日の主役を張った「マグロ(メジ)」という名の重火器は、海が運んだ恵みのようなもの。さらに、そこに「ヒラマサ」や「ワラサ」といった重量級が並べば、魚市場は瞬く間に「武器のデパート」と化す。
地魚の争奪戦が激化するほどに、小田原の価値は上昇し、その「輸出」は地域経済を支える文字通りの要となる。今後、小田原の魚はますます世界からの注目を浴びるだろう。
そうなれば小田原は単なる食の供給源から、世界に誇る鮮度という名の武力の輸出拠点となるであろう。
この春続く大漁は、小田原が日本漁業という範疇を超え、世界のマーケットへ名乗りを上げる好機となるかもしれない。
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2026年04月20日
2026年04月18日
魚市場は渡世人の集まり
藤純子の往年の名台詞「上州小政と発します」が頭をよぎる春の朝。
今、魚市場で一番の注目株といえば、春が旬の地魚「ヒラマサ」だ
「ブリ」や「ワラサ」が網の中で入り乱れるこの季節。買受人たちの視線は、場内の魚を鋭く吟味している。
今年は大型の「ブリ」が少ない分、旬の「ヒラマサ」への期待は熱い。20キロ超えも珍しくない巨大魚だが、魚市場で人気なのは「使い勝手」のいい中型サイズより下の所、通称、相模湾の「小マサ」だ。
そんな中、今朝の小田原を沸かせたのは、突如として現れた「イナダ」の大漁。
2キロに満たない「イナダ」の群れを前に、男たちは目を皿にする。「この中に、手頃な”小マサ”が紛れちゃいないか?」と。
漁師も、買受人も、必死の宝探し。けれど、不思議と見つからないものだ。魚の世界にも、相容れない「線引き」があるのか。
と思えば、たまに交雑種が顔を出し、我々をニヤリとさせるのも楽しい。
美味い魚を探し、審美眼を磨く。魚市場に出入りする人間にとって、これほど目が肥える季節はないだろう。
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2026年04月17日
2026年04月16日
2026年04月14日
魚市場に集まるイケオジの群れ
魚市場の活魚売り場は、連日、刺し網の魚を中心に大漁。
「アンコウ」は200キロを超え、「イシダイ」も100キロ以上、「ヒラメ」も今年最大級の漁獲で「マダイ」もガンガンに乗っ込み傾向と、ここに来てあらゆる魚が動き出した。おまけに「エビスダイ」や「テングダイ」、「ヒゲダイ」、久々見かけた「シマセトダイ」。もちろん春の「タカアシガニ」や可愛い「ウチワエビ」も獲れており、活け場はどこも魚がいっぱい。
嬉しい悲鳴か、忙しい悲鳴か、売り場は阿鼻叫喚の連続であった。
休み明けは、平和な魚市場が訪れますようにと、心静かに祈りたい。
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