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2026年03月17日

二枚目は魚市場にいる

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圧倒的な「小アジ」の量。
だがその中で、存在感を上げてきているのが型の良い「マアジ」だ。
サイズよし、旬でよし。今朝の主役は、やはりこいつだ。
買参人が魚市場に来て、まず手を出す魚は何か。答えは決まっている。
これがあるから客が来る。これがあるから商いが回る。
この看板俳優は、まだしばらくは舞台を降りそうにない。
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posted by にゃー at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月16日

ふつうの魚市場なんかない

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「小田原アジ」はもちろん、「ハナダイ(チダイ)」「イシダイ」「ウマヅラハギ」「マダイ」に「ホウボウ」、さらに「アンコウ」までも。
次から次へと水揚げされる多彩な地魚で、今朝は期待通りの賑わいだ。
世の中では、オリンピックが終わり、パラリンピック、そしてWBCも一区切り。さらに今週は、春場所に甲子園と、まだまだ大きなイベントが続く。そして小田原でもそれに呼応するかのように、海から地魚が次々とやってくる。
今週は、水曜と金曜が休市日。その分、開市日には水揚げがまとまる可能性もあり、連休前の期待は高まるばかり。天気もよく、気温も上がる予報。そうなれば桜も、そろそろ咲き始める頃だろう。
春らしい一週間。魚も人も、最高の調子で迎えたいものだ。
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posted by にゃー at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月14日

魚市場の未解決事件

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202603acc.jpg昨日の夜更けから始まった南からシケの影響が、ついに相模湾まで届きました。
思った以上の荒れ模様で、今朝水揚げできた定置網はかなり限定的。これまで潤沢だった魚の供給も、さすがにちょっと一休みといったところです。場内もここ数日の賑やかさとは少し異なり控えめに。
並んだ魚の種類も量も限られていて、相場の方はぐっと上昇。どこかの海で起きている、まるで「海の交通の要衝」が一時的に止まったような、そんな事件です。
とはいえ、海は帳尻を合わせてくるもの。週明け月曜日には、豊漁ビッグバンの予感です。「小田原アジ」、「ホウボウ」、「ヒラメ」、「イシダイ」、「ブリ(ワラサ)」、「チダイ」、そして「イワシ」・・。これでもかと地魚たちが顔をそろえる可能性が大いに期待されます。
静かな朝の後の大盤振る舞いではなく、大賑わい。
そんな展開を思い描きながら、魚市場は早くも準備万端。さて、月曜日の港はどんな景色になりますか。どうぞご期待ください。
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posted by にゃー at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月13日

魚市場はダウンスイング

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今朝の主役もやっぱり「小アジ」。これがまた、なかなかの大漁である。
とはいえ名前にだまされてはいけない。「小アジ」と言っても、豆サイズではない。惣菜利用で一番人気のあのサイズ。
魚屋としては「いいとこ来たな」とバットを強振するコースだ。
このサイズの魚はもちろん沿岸生まれ、沿岸育ちの「小田原アジ」。鮮度はもちろん、旬通りの脂のりについても言うまでもない。朝獲れの報告を聞けば、それだけで安心というものだ。
見かけたら遠慮はいらない、「小田原アジ」にジャストミートして欲しい。
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posted by にゃー at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月12日

旬が揃う魚市場劇団

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「イワシ」が出てくれば、いやでも期待が高まる。
その群れを追って、ほかの魚も動き出すからだ。
そして「小田原アジ」。こちらはもはやコンビニエンス。
いつ来ても、ちゃんとある。間違いなしの安定した主役である。
さらに「ホウボウ」「チダイ」「スルメイカ」と、おいしいところが次々と並び、まさに何でもござれの小田原の海。
群れあり、主役あり、脇役ありで、相場も高安まちまちの安定感。
これだけ揃えば文句なし。
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posted by にゃー at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月10日

魚市場に一片の悔いなし

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今朝の水揚げ、結果から言えば全勝。
「地アジ」を筆頭に、「サバ」「イシダイ」「ヒラメ」と小田原地魚の主力打線がずらり。
そこへ「ウマヅラハギ」「ホウボウ」「チダイ」も続き、好調ぶりをそのまま持ち込んだ形だ。
そして今日、一際目を引いたのが「マダイ」の急増だ。
活魚を中心に量を増やし、場内の景色を一段と春色に染めた。
これは「春が近い」ではない。
春は、もう来ている。
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posted by にゃー at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月09日

豊漁兄弟あふれる魚市場

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花粉が高く空を舞い、騒がしいニュースが海を渡る朝。
そんな物騒な世の中を知ってか知らずか、小田原の海は相変わらずの好景気だ。
まず筆頭は型の良い「小田原アジ」。それに丸みのある「小アジ」も加わり、数も上々。
さらに春らしい「チダイ(ハナダイ)」が早くも満開。そこへまとまりよく揚がる「小ダイ」も並ぶ。
加えて、脂の乗った大ぶりの「マサバ」。これに負けじと「マゴサバ」も数が多い。
そして「マイワシ」があり、その中には「小イワシ」もたっぷり。
気がつけば魚市場を賑わせる地魚兄弟がそろって豊漁という、なんとも嬉しい朝ではないか。
もっとも、豊漁とは旬の知らせであると同時に、お買い得の知らせでもある。
暴落とまではいかないが、市況は急落気味。旬の地魚が揃って手頃な相場となっている。この機会を逃して魚好きを語るべからず。
今すぐ鮮魚売り場で食いしん坊ミサイルの照準を、食べたい魚に定めよ。
そして、すぐにでも買い落とすのだ。
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posted by にゃー at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月07日

魚市場に憧れるのをやめろ

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「憧れるのをやめましょう」
そんな言葉を、誰かが
ぽつりとつぶやいた朝がある。

春の海は、見た目ほどやさしくない。
穏やかな日もあれば、強い南風が吹き付ける日もある。
嵐が来れば網を揚げられない日だってあるのだ。
そんな朝は魚市場も静かになる。

それでも海は、ちゃんと準備をしている。

相模湾の魚たちは、春になると沿岸へ回遊し、
「小田原アジ」や「ワラサ」、「小ダイ」といった群れが入り始める。
この海では定置網でそれらを待ち受けるのが昔からのやり方だ。

ただし、海は約束をしてくれない。

今日は少ない、だとか、
風に阻まれ休漁、だとか・・・

毎日ヒーローになれる場所だと思ったら、
きっと肩透かしを食うだろう。

しかし、だからこそ良い。

静かな日があるから、
海が本気を出した時、
その一発が光る。

ある春の朝、網を揚げる。
すると突然、状況が変わる。

202603_kodai.jpg「アジ」が網に光り、
「ワラサ」が渦を巻き、
「小ダイ」が海の色を変える。

網は重く、船は傾く。
港に戻る頃には、
船の者、港の者、陸の者、皆が笑顔だ。

それはまさしく
ここぞという場面で放つ、
満塁ホームランみたいな大漁だと言える。

毎日がヒーローじゃなくていい。
その一振りのために、
静かな日がある。

だから魚市場に
「憧れるのをやめましょう」と言うのだ。

その代わり、
海を信じて待てばいい。

もしかしたら
来週こそ

魚市場の天井まで届く
特大の一発が飛び出すかもしれない。
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posted by にゃー at 19:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする