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2026年05月29日

急に具合が悪くなる魚市場

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ついこの前まで絶好調と言わんばかりに景気良く回っていた魚市場が、今朝はどこか熱病みたいな空気感。
原因はひとつ。赤潮である。
海の一角は、まるで全面高の株価ボードみたいに真っ赤。その実、景気が良さそうに見えて、魚たちが逃げ回っているのだから、海というやつは皮肉屋だ。
それでも「ミズカマス」の仔魚が混じり、「ワカシ」も見え始め、「イサキ」はじわじわ脂をまとってきた。
つまり海の中では、ちゃんと次の季節が始まっている。
だから魚市場の人間は、多少魚が減ったくらいでは慌てない。
「海も今日は二日酔い」くらいの顔で競りを続けるっちゃ。
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posted by にゃー at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月28日

魚市場代行の出番はある?

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モダンジャズ最後の巨星、ソニー・ロリンズが逝去したと聞いた。
豪放で、それでいて繊細。海鳴りのように太く、時に霧笛のように心に響く音色。
世に巨匠と呼ばれる者は多いが、本当に“巨人”だった演者はそう多くない。彼は間違いなく、その一人だった。
四十年ほど前だったか、「ロリンズが小田原に来る」そんな話を聞きつけ駆けつけた今は無き小田原市民会館。
決して大きくはない舞台の上に、その巨人は静かに立っていた。202605_mecca.jpg
妖しく浮かぶ照明の中、派手な身振りはない。黒いシルエットだけが揺れ、こちらはまるで夢でも見ているような気持ちで、その音に浸りきった2時間だった。
そして一夜明けた今朝。魚市場で私は、再び“巨人”を見た。競り場のダンベに横たわる、黒々とした巨大な影。目はぎょろりと光り、長く鋭い吻だけは切り落とされていたが、その圧倒的な存在感は、まるでステージ上の御大そのものだった。
202605_isaki.jpg“巨人”にも色々ある昨今だが、定期的に日本公演を重ねたこの”巨人”は、まるで特定の季節に旬を迎える地魚のようでもあった。そう梅雨時になる定置網に現れる「イサキ」のように。
今年もまた来ると聞けば、ステージに駆けつけるように、競りで買い付け、旬を味わう。
魚市場という場所は不思議である。魚を見ているはずなのに、時折、人の記憶は過去を呼び覚まし、変換してしまう。
今朝、競り場に横たわっていたのは”巨人”たる「メカジキ」であり、“旬”の「イサキ」だった。
しかし本当に並んでいたのは、我が青春の日々そのものだったのかもしれない。
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posted by にゃー at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月26日

地魚相談所たる魚市場

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小田原魚市場は、単なる魚の売買の場ではない。
相模湾沿岸に点在する定置網から毎朝届けられる獲れたての地魚を、公平かつ迅速な競りによって流通させる“鮮魚流通の中枢”である。同時に、「今は何が旬か」「どんな魚が美味しいか」を買受人や消費者へ提案する“地魚相談所”としての役割も担っている。量販店、寿司店、料理屋、鮮魚店など多様な需要を支え、地魚文化と魚食を地域へ根付かせる存在であり、その価値は単なる市場機能に留まらない。
地魚の魅力を未来へ繋ぐ、小田原の食文化の発信基地と言えるのである。
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2026年05月25日

魚市場の重力はまるで道化師

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今朝の港は、あっさり終了。
「マルソウダ」と「小アジ」が中心のいつも通りの朝だった。
小さめの「スルメイカ」はこのところよく目立つ旬のお客だ。けれど全体の水揚げ量は低調。
20260525_insects.jpg競りも早い。
品物が少ない市場は、値段だけが先走る。
そんなことで世の中が明るくなるわけじゃないけれど。高値には独特の空気感がある。
少しドキドキして、どこか落ち着かない。
みんな笑っているのに、笑顔の奥で利益の計算をしているような、あの感じ。
明日も天気は良いだろうか?
空はまだ崩れていない。ただ、崩れる前の空気だけは、もう港の近くまで来ている。
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posted by にゃー at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月23日

これぞ巧みな魚市場術

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本日は週末に加え、曇り空というマイナス要因も重なり、全体的に水揚げは低調となりやした。
魚種別では、「小田原アジ」の水揚げが減少。米神の「ムギイカ」も連日の好漁とはならず、減少。
そのほか人気の白身の魚種も軒並み減少傾向。その他、「トビウオ」や「イサキ」の姿は見えますが、「ワラサ」の勢いは一時休戦と言った印象です。
来週は天候の回復が見込まれており、気温も上昇して、水揚げ改善への期待もあります。
魚の動きは、見えない海の中のこととはいえ、今後の見込みとしては「十分期待できる」と申し上げ、今週はこんな所で勘弁してやりましょう。
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posted by にゃー at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月22日

ライ麦魚市場でつかまえて

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沿岸は赤潮渦巻く5月の海。
202605ika.jpg6月を前に梅雨の走りの中、魚の動きは全体的に鈍い温まったい朝。
その逆境を跳ね返すような大漁で応えてくれたのは、米神のムギイカと福浦のワラサだ。福浦のワラサといえば梅雨時の風物詩とも言えるほどの定番で、一部に熱烈なファンがいることでも知られるが、米神でムギイカが1トン超えの漁獲は、なかなかレアな現象といえる。
さらに湘南方面の大型アジの好調は続いており、生シラスもいい感じで獲れている。この勢いとしなやかな足腰があれば、この湿りがちな曇った週末もうっちゃえると確信している。
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posted by にゃー at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月21日

魚市場ライコネン

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アジの傾向が変わってきたか、西低東高になってきた。
これはまだ相模湾にアジがいるという事、隠れた実力の現れと捉えることのできる良い傾向と言うことができる。
相模湾のどこかにアジはいる、この安心感が我々を衝き動かすモチベーションになっているからだ。
明日はどこで獲れるのか?
そこに絞って注目するのも味なものである。
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posted by にゃー at 12:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月19日

ヒーリングっど♥プア魚市場

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20260519_boy.jpg「アジ」で癒やして欲しい♥
でも ♪明日は明日の風吹く
   マジ意味わかんない
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posted by にゃー at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 小田原魚市場日報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする